アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が再開初戦のアスレティック・ビルバオ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて中断していたラ・リーガ。3月初旬に行われた第27節以来、約…

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が再開初戦のアスレティック・ビルバオ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて中断していたラ・リーガ。3月初旬に行われた第27節以来、約3カ月ぶりの実戦となった。

試合はビルバオが37分にイケル・ムニアインのゴールで先制するも、アトレティコは直後の39分にジエゴ・コスタがネットを揺らし同点に。その後一進一退の攻防が続くも、試合終盤には途中出場のDFサンティアゴ・アリアスが決定期を迎えるが、GKウナイ・シモンのセーブに阻まれ、1-1のドローに終わっていた。

試合を振り返ったシメオネ監督は、後半の出来に満足感を示し、再開初戦には一定の手応えを感じたとのこと。チームの姿勢についても評価した。

「後半は勝利に近づいた。(サンティアゴ・)アリアスのプレーにより、とても難しい試合に勝つチャンスがあった。結局勝つことはできなかったが、ここからは各試合が決勝になる。引き続きプレーしていく必要がある」

「試合全体を通じて安定性と競争力を維持することができた。交代もうまくいった」

「我々は試み、最後まで勝利を求めた。先を見据えると、最初の90分は良い時間だったと思う。全ての試合は、全てのチームにとって難しいものになる」

また、無観客試合についても質問に応え、やはり難しさを感じたと明かした。

「全ての監督、選手がコメントしているように、それは簡単なことではない。ファン、ライバルのファンの悲鳴とともに過ごすことに慣れている。今と同じようなことが起こっているわけではなく、遠くそして冷たく感じる」

アトレティコの次戦は17日にアウェイでオサスナと対戦。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに向けて、熾烈な戦いが続く。