ケガにより離脱しているミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだが、再開初戦はやはり欠場するようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 イブラヒモビッチは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中断期間中にスウェ…

ケガにより離脱しているミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだが、再開初戦はやはり欠場するようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

イブラヒモビッチは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中断期間中にスウェーデンに帰省したが、現地では共同オーナーを務めるハンマルビーでトレーニングを積み、フレンドリーマッチでゴールを決めるなど順調に調整を進めていた。

その後、チームトレーニングが再開するためイタリアへ帰国。しかし、5月25日に右ふくらはぎのヒラメ筋を負傷し、治療のためスウェーデンに戻っていた。

6月はじめにはイタリアへ戻り、クラブの検査を受診。イブラヒモビッチは大きな合併症もなく、順調に回復し、改めて検査を受ける予定となっていた。

ミランはリーグ戦の再開の前にコッパ・イタリア準決勝2ndレグでユベントスと対戦。イブラヒモビッチは当然欠場したが、チームは0-0の引き分けに終わり、アウェイゴールの差で敗退していた。

その最中、イブラヒモビッチは早期復帰に向けてトレーニングに励んでおり、ジムでのトレーニングやエアロバイク、筋力トレーニングを実施していたが、何れにしても検査結果を待っての判断となるようだ。

ミランは22日に再開初戦でレッチェと対戦するものの、イブラヒモビッチの復帰はないとのこと。ケガの再発を含め、慎重な復帰時期を見極めており、最速でも28日のローマ戦になると見られている。

現在ミランは7位に位置。来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を争う状況だけに、再開後の戦いは非常に重要となってくるものの、イブラヒモビッチは万全の状態を待って復帰させた方が良さそうだ。