セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が肩の故障を理由に、トップ8によるシーズン末のWTAファイナルズ(10月23~30日/シンガポール)を欠場することになった。 WTAは、大会が始まる一週間前に、セレナ自身からのビデオを公開する形でこの欠場…
セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が肩の故障を理由に、トップ8によるシーズン末のWTAファイナルズ(10月23~30日/シンガポール)を欠場することになった。
WTAは、大会が始まる一週間前に、セレナ自身からのビデオを公開する形でこの欠場を発表した。ビデオの中でセレナは、大会に出られないことに「心底落ち込んでいる」と話し、主治医が「肩の治癒に専念するよう強く主張している」と説明した。 35歳のセレナはまた、今シーズンを「私にとって、本当に厳しいシーズンだった」と言い添えた。 セレナは、9月初めの全米オープン準決勝でカロリーヌ・プリスコバ(チェコ)に敗れて以来、プレーをしていない。この敗戦でセレナは、3年半にわたり維持してきた世界ランキング1位の座をアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に譲ることになった。 セレナは、2016年シーズンはわずか8大会でしかプレーしておらず、7月のウィンブルドンを含む2大会で優勝。2015年シーズンは11大会でプレーし、全豪、全仏、ウィンブルドン優勝を含む5大会で優勝していた。
昨年のWTAファイナルズはアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)が優勝。セレナは昨年も欠場しており、欠場の理由は、故障の多かった身体と、心の健康を取り戻すためとしていた。(C)AP(テニスマガジン)