ドルトムントのチームマネージャーを務めるセバスティアン・ケール氏が、イングランド代表MFジェイドン・サンチョ(20)のリバプール移籍の噂を一蹴した。イギリス『ミラー』が伝えている。 今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、…

ドルトムントのチームマネージャーを務めるセバスティアン・ケール氏が、イングランド代表MFジェイドン・サンチョ(20)のリバプール移籍の噂を一蹴した。イギリス『ミラー』が伝えている。

今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、リバプールといった母国クラブの関心を集めるサンチョ。

ただ、絶対的な主力の慰留に全力を注ぐドルトムントは、コロナ禍においても最低1億ポンド(約135億円)と言われる移籍金を値下げするつもりはなく、前述のクラブとの綱引きは長期化が予想されるところだ。

そんななか、ドイツ『スカイ』のインタビューに応じたケール氏は、一部で報じられるサンチョのリバプール移籍の可能性について問われると、「何もない」と、短い言葉で完全否定した。

さらに、2022年まで契約を残すイングランド代表に対して、「彼が来シーズンも我々と共にプレーしてくれると思いたい」と、残留を願っている。

また、ケール氏は2018年夏にレアル・マドリーから2年間のレンタルで加入しているモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(21)の去就についても言及。現時点ではマドリード帰還が既定路線も、サンチョ同様に残留を希望している。

「契約状況は明快だ。スペインのリーグが再開したばかりで、我々は幾つかのアイデアと共に状況を見守る必要がある」

「彼は重要なプレーヤーであり、我々としては更なる成長のための場を提供したいと思っている。しかし、マドリーが帰還を望むのであれば、そうなるだろう」

ドルトムントとしては2人の若き主力の慰留に全力を注ぐ構えだが、ケール氏の希望通り、来季もクラブに留めておくことはできるのか…。