ナポリに所属するセネガル代表DFカリドゥ・クリバリは、闘将の下でチームのメンタルの改善を実感している。『フットボール・イタリア』が報じた。 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、長期間のフットボール活動停止を余儀なくされたナポリだ…
ナポリに所属するセネガル代表DFカリドゥ・クリバリは、闘将の下でチームのメンタルの改善を実感している。『フットボール・イタリア』が報じた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、長期間のフットボール活動停止を余儀なくされたナポリだが、13日にホームで行われたコッパ・イタリア準決勝2ndレグのインテル戦でシーズンを再開した。
試合は開始直後の2分に左CKからデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンに直接ゴールを許すも、41分にベルギー代表FWドリエス・メルテンスが同点弾を決めた。その後、互いに決定機を作り出すも得点は生まれず、1-1で試合終了。この結果、2戦合計スコアを2-1としてナポリの決勝進出が決定した。
試合後、クリバリはイタリア『RAI Sport』のインタビューに応対。昨年12月から指揮を執るジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下、チーム全体のメンタル改善を実感している。
「あれほど早く失点するとは思っていなかったよ。でも、僕たちは良いリアクションをみせ、プレッシャーに対処することができた。決勝進出に相応しい戦いができたと思う」
「ガットゥーゾは僕たちに自信を与えてくれたんだ。(就任当初のチームは)自分たちへの信頼を少し失っていた。だけど、彼は僕たちが素晴らしいプレーヤーであることを思い出させてくたんだ」
「プレッシャーに晒されていた時期は苦しんでいたよ。だけど、今はそれを経験し、困難を乗り越える術も身につけられているよ」
また、中断前に負っていた太もものケガが癒え、今年2月初旬以来の実戦復帰となったナポリのディフェンスリーダーは、17日に行われるユベントスとの決勝に向けて意気込みを語っている。
「ナポリでは多くの変化が起きていたけど、ようやく本来の状態に戻ってきたと思っているよ。そして、自分たちがもっとうまくやれることを理解している。決勝は一発勝負だし、何が起きるかはわからないよ」