コッパ・イタリア準決勝2ndレグ、ナポリvsインテルが13日に行われ、1-1で引き分けた。この結果、2戦合計スコア2-1でナポリが決勝に進出している。 前日のユベントスvsミランで約3カ月ぶりに再開を果たしたイタリアサッカー。2月に行われた…

コッパ・イタリア準決勝2ndレグ、ナポリvsインテルが13日に行われ、1-1で引き分けた。この結果、2戦合計スコア2-1でナポリが決勝に進出している。

前日のユベントスvsミランで約3カ月ぶりに再開を果たしたイタリアサッカー。2月に行われた1stレグではナポリが敵地で1-0と先勝していた一戦で、ナポリは3トップにメルテンス、インシーニェ、古巣対決となるポリターノを据えた。

対するインテルはベストメンバーで臨み、2トップはL・マルティネスとルカクが形成した。そのインテルは開始3分にトータルスコアを振り出しに戻す。エリクセンの左CKが直接ゴールに吸い込まれた。

先制したインテルがポゼッションを高める中、32分にインテルに追加点のチャンス。左サイドからのヤングのクロスにルカクがヘッド。だが、GKオスピナの好守に阻まれた。

さらに40分、カンドレーバがボックス右にドリブルで侵入。枠を捉えるシュートを放ったが、再びGKオスピナの好守に阻止された。

すると直後、GKオスピナのパントキックからロングカウンターに転じたナポリは、インシーニェのラストパスを受けたメルテンスがゴール。メルテンスはナポリでの122ゴール目をマークし、ハムシクの持っていたクラブ最多ゴール記録を抜いた。

2戦合計スコアでリードしたナポリは迎えた後半、自陣に引いて対応。インテルにボールを持たせて時間を進めた。そして65分にはファビアン・ルイスとカジェホンを投入した。

攻めあぐねるインテルはL・マルティネスに代えてサンチェスを投入。そのサンチェスは75分にボックス右から際どいシュートを浴びせると、82分には絶妙なヒールパスからエリクセンが決定的なシュートを放つも、前半から好守を見せていたGKオスピナのファインセーブに阻まれた。

終盤にかけては押し込まれる展開が続いたものの、1-1のままクローズ。オスピナが躍動したナポリが2戦合計スコア2-1で制し、17日に行われる決勝でユベントスと対戦することになった。