フランクフルトは13日、ブンデスリーガ第31節でヘルタ・ベルリンとのアウェイ戦に臨み、4-1で逆転勝利した。フランクフルトのMF鎌田大地とMF長谷部誠は共にフル出場している。 前節マインツ戦を完敗した11位フランクフルト(勝ち点35)は、3…
フランクフルトは13日、ブンデスリーガ第31節でヘルタ・ベルリンとのアウェイ戦に臨み、4-1で逆転勝利した。フランクフルトのMF鎌田大地とMF長谷部誠は共にフル出場している。
前節マインツ戦を完敗した11位フランクフルト(勝ち点35)は、3日前に行われたDFBポカール準決勝のバイエルン戦では一時同点に追いつく試合を見せたが、競り負けてしまった。その試合で途中出場からゴールに絡んだ鎌田と、ベンチ入りも出場機会のなかった長谷部が共に先発となった。
9位ヘルタ・ベルリン(勝ち点38)に対し、[3-6-1]で臨んだフランクフルトは鎌田が1トップ後方の2シャドーの一角で、長谷部が3バックの中央でスタートした。
一進一退の攻防で立ち上がった中、4分にダ・コスタのヘディングシュートでオンターゲットを記録したフランクフルトは、14分にコスティッチのFKでゴールに迫る。
しかし24分、長谷部のミスから失点してしまう。自陣で長谷部がミスパスを犯した流れからピョンテクに中央突破を許すと、戻って対応した長谷部が突破されてゴールを許した。
追う展開となったフランクフルトが前がかる中、42分には鎌田に決定機。コスティッチのシュートのルーズボールに反応したボックス左の鎌田が右足でプッシュ。だが、GKヤルシュテインの好守に阻まれた。
さらに44分、鎌田の絶妙なスルーパスからPKを獲得しかける。抜け出したドストがボヤタに倒され一度はPK判定が下されるも、VARの末にボックスの外でファウルがあったとしてPKは無効となった。
ただ、2枚目のイエローカードでボヤタは退場となり、フランクフルトは数的優位となって後半へ折り返した。
後半からルーカス・トロに代えてアンドレ・シウバを投入し、2トップに変更したフランクフルトは、51分に追いつく。
代わって入ったアンドレ・シウバのヘッドでの折り返しをゴールエリア右のドストがボレーで押し込んだ。
そして62分、フランクフルトが一気に逆転する。鎌田がボックス左でドリブルを仕掛けてゴールライン際からグラウンダーのクロスを送ると、アンドレ・シウバがヒールで流し込んだ。
さらに68分、フランクフルトに3点目。右サイドでダ・コスタが仕掛け、クロスのルーズボールをボックス手前左のエンディカが左足を一閃。これがゴール左隅に突き刺さった。
終盤の86分にはアンドレ・シウバがドッペルパックとしたフランクフルトが10人となったヘルタ相手に後半の4発で逆転勝利している。