トッテナムのキャプテンを務めるフランス代表GKウーゴ・ロリスが、今シーズンの成績不振の要因について自身の考えを明らかにしている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 マウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下、ここ数年プレミアリーグのトッ…
トッテナムのキャプテンを務めるフランス代表GKウーゴ・ロリスが、今シーズンの成績不振の要因について自身の考えを明らかにしている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
マウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下、ここ数年プレミアリーグのトップ4の常連に成長したトッテナムは、昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で大躍進を果たした。しかし、最終的にリバプールとの決勝戦を0-2で落とし、準優勝に終わった。
すると、今季は昨季終盤からの不振を引きずるリーグ戦において14位に低迷し、昨年11月にポチェッティーノ前監督を解任。後任のジョゼ・モウリーニョ監督の下で8位まで盛り返したが、度重なる負傷者の影響もあり、直近の公式戦6試合(5敗1分け)未勝利という形で新型コロナウイルスによる中断期間に入った。
19日にリーグ再開初戦のマンチェスター・ユナイテッド戦を控える中、キャプテンのロリスは今季ここまでの不振について言及。その一因にCL決勝での厳しい敗戦を挙げている。
「自分たちのポテンシャルを超えることはリスクを伴うものなんだ。昨シーズン、僕たちはチャンピオンズリーグで素晴らしい躍進を見せた。でも、(敗戦によって)ヒザをつく形でシーズンを終えることになった。新たなシーズンを始める前に立ち直る時間がなかったんだ」
「それに不振の要因は様々な要素が積み重なったものだったと思う。それが問題をもたらし、多くのケガ人を招き、監督交代もあった。そういった状況で安定した状態を維持し、常に上を目指し続けるのは困難だよ」
「時にはすべてがうまくいかないシーズンもある。(今季の不振は)4年間に渡ってトップチームと競い合い、トップ4フィニッシュするために行ってきた多大な努力のツケのようなものかもしれない。そこには多くの蓄積がある。すべてが思うようにいかないシーズンもあるさ。それは起こり得ることだよ」