バルセロナに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(33)は、自身の去就に関して現時点での率直な思いを口にしている。スペイン『El Periodico』が伝えている。 2018年夏にバイエルンから加入し、ハードワークと闘争心、推進力のある…

バルセロナに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(33)は、自身の去就に関して現時点での率直な思いを口にしている。スペイン『El Periodico』が伝えている。

2018年夏にバイエルンから加入し、ハードワークと闘争心、推進力のあるプレーで貴重な戦術オプションをもたらしているビダル。

ただ、キケ・セティエン監督率いる現スカッドにおいて主力の座を掴むまでには至らず。クロアチア代表MFイバン・ラキティッチらと共に年齢や費用対効果を考慮され、今夏の放出候補の1人となっている。

13日にラ・リーガ再開初戦のマジョルカ戦を控える中、ビダルはカタルーニャ地元紙のインタビューで今後の去就について言及。バルセロナへの愛着を口にしながらも、「重要な存在でありたい」とクラブの今後の対応次第では今夏に新天地を求める可能性を示唆している。

「僕たちは(シーズン完了に向け)あと2カ月以上プレーする必要がある。ここで幸せを感じているし、優秀なチームメートとのプレーも楽しんでいる。だけど、自分が重要な存在であることを感じたいんだ」

「それを実感できないのであれば、キャリアを続けていくために別の選択肢を探す必要がある」

「僕はプレーすることが好きなんだ。もちろん、すべての試合でプレーしたいと言っているわけではないよ。だけど、タイトルを獲得するうえで最も重要な試合でプレーすることを求めているんだ」

また、移籍先の有力候補に挙がるインテルに関して、チリ代表MFはユベントス時代の恩師であるアントニオ・コンテ監督との厚い信頼関係を口にしている。

「僕たちの間には素晴らしい関係がある。彼は僕が根っからの勝者であることをわかってくれているし、信頼してくれている。それこそ僕がここ(バルセロナ)で求めていることなんだ」