男子テニスの世界ランキングが10月17日に更新され、錦織圭は前回4位から5位に順位をひとつ下げた。代わってミロシュ・ラオニッチが4位に浮上している。楽天ジャパン・オープンで負った臀部の故障により、上海マスターズを欠場した錦織。昨シーズンのポ…

男子テニスの世界ランキングが10月17日に更新され、錦織圭は前回4位から5位に順位をひとつ下げた。代わってミロシュ・ラオニッチが4位に浮上している。

楽天ジャパン・オープンで負った臀部の故障により、上海マスターズを欠場した錦織。昨シーズンのポイントが失効して4650ポイントとなり、4690ポイントのラオニッチに40ポイント差でかわされた。

上位3名に変動はなかったが中国オープン、上海オープンを制したアンディ・マレーが1万485ポイントとして、1万2900ポイントで首位に立つノバク・ジョコビッチとの差を詰めている。

シーズン最終戦ATPワールドツアー・ファイナル出場がかかった『RACE TO LONDON』で錦織は5位につけており、3年連続のファイナル出場が確定している。

今回のランキングにテニスファンからは、「上海欠場でラオニッチに離されるかと思ったが、意外にラオニッチも伸びなかったな」「これだけ欠場してまだ8位にいるフェデラーさすがだわ」「目標は来シーズンの全豪で第4シード。今はこの位置で良いよ」「フェデラー、ナダルより上ってすごい!と思ったが、同時に彼らの時代が終わりを迎えようとしているということでもあり、寂しい」などの声が寄せられている。

●主な日本人選手のランキングと獲得ポイント

5位 錦織圭、4650ポイント
86位 杉田祐一、671ポイント
96位 ダニエル太郎、635ポイント
101位 西岡良仁、618ポイント
125位 添田豪、490ポイント

錦織圭 参考画像(2016年10月3日)(c) Getty Images

錦織圭 参考画像(2016年10月3日)(c) Getty Images