DLエキシビション大会、ワーホルムが単独走で驚きの記録「33秒78」

 陸上のダイヤモンドリーグは11日、新型コロナウイルス対策を優先したエキシビション大会(オスロ)を開催。五輪非採用種目も複数行われ、男子300メートル障害で唯一の出場となったカルステン・ワーホルム(ノルウェー)が1人で走り、33秒78の世界記録を樹立した。実際のシーンを世界陸連が動画付きで公開し、「考えられない」「超クレイジーだ」と衝撃が走っている。

 観客の入場が大幅に制限され、行われた大会。客席には人間の写真が置かれ、わずかなファンが人型の人形を操り、観客を“かさ増し”する独特の空気の中、驚きのワールドレコードが生まれた。300メートル障害。唯一出場したのがワーホルムだった。第7レーンに位置取ると、当然、他のレーンは無人。単独走となったが、お構いなしだった。

 号砲が鳴ると、1台目まで驚異のストライドでぐんぐん加速。まばらに起こる歓声と拍手の中で、己のレースに集中し、7台のハードルを越えると、最後までスピードを落とすことなく走り切った。タイムは33秒78。見事な世界記録だった。数少ないファンのから大きな歓声と拍手が沸き起こり、熱気に包まれた。

 世界陸連公式ツイッターは最後の直線の映像とともに「観客もライバルもいない。ただ純粋なスポーツ」と紹介。目の当たりにした海外ファンからは「素晴らしい走り」「考えられない」「普通のレースだったらどんなタイムを残したのだろうね」「アメージング」「見事な努力。よくやりました」「超クレイジーで嬉しい出来事だね」と衝撃を受けた声が上がっていた。(THE ANSWER編集部)