MLB機構が72試合、試合数に比例した年俸70%保証などの新提案を提出も… メジャーリーグの開幕に向けMLB機構と選手会…

MLB機構が72試合、試合数に比例した年俸70%保証などの新提案を提出も…

 メジャーリーグの開幕に向けMLB機構と選手会は給与面、新型コロナウイルスの安全面などを巡り対立している。MLB機構は12日(日本時間13日)に7月14日開幕、72試合制、試合数に応じ年俸70%を保証する新提案を提出したが選手たちは不満の声を上げている。

 AP通信など複数の米メディアはこの日、MLB機構が選手会に向けた開幕への新提案を伝えた。7月14日から開幕され、試合数は72試合、そして給与面は試合数に比例しポストシーズンがない場合は70%を保証(開催されれば80%)、プレーオフは10チームではなく16チームになるという内容だ。

 MLB機構は14日(同15日)までに合意を求めているが、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は自身のツイッターで「選手会は試合数に比例した給料の全額支給を主張し、この提案を受け入れないことが予想される」と指摘。

 今回の新提案を受けやはり選手たちは納得できないようだ。

 レッズのトレバー・バウアーは自身のツイッターで「72試合制の試合数に比例した給料の70%は、48試合での試合数に比例した給料全額とまったく同じ額だ。ここには何も見るべきものがない。異なった装いのまったく同じ提案だ。ただのリスクの再配分だ」と反論。

 さらに「オーナーたちの戦略全体は最初からこれだった。選手にかかる費用をできるだけ抑えるために、レギュラーシーズンはできるだけ少ない試合数を行う。収益をできるだけ高めるために、ポストシーズンはできるだけ多く行う。彼らは喜んで50試合だけを行うだろう」と続けた。

マカッチェンが公開した「父親と子供」に例えた動画が反響

 また、ブルージェイズのランダル・グリチャク外野手も「マンフレッドはもう48試合制を実行してくれないか? なぜならそれこそが彼がここでやろうとしていることだと私たちみんなが知っているから。これらの交渉は残忍だ。全オーナーが彼らの求めるものを手に入れるために時間を無駄にしている。最低だ」と、半ばあきらめた様子。

 フィリーズのアンドリュー・マカッチェン外野手はMLB機構と選手会のやりとりを「父親と子供」に例えて動画を公開。すでに公開から18万再生回数を超える反響となっている。以下はそのやりとり。

父(リーグ) ちゃんと出来たらジュースをあげよう
子(選手会) できたよ。ジュースちょうだい
父 よくできたね。水をあげよう
子 ジュースって言ったじゃん
父 たしかにジュースって言ったけど、水はどうだい?
子 ジュース
父 じゃあこのボトルに入った水はどうだい?
子 ジュース
父 じゃあこのマグカップに入った水は? このマグカップ好きだろう?
子 ジュースだって
父 ジュースで合意したかもしれないが関係ない。オレはおまえのお父さんで、水を飲むのが嫌ならなにも飲むな(Full-Count編集部)