ミランのステファノ・ピオリ監督が準決勝敗退に肩を落とした。 新型コロナウイルスの感染拡大により、長く中断が続いたイタリアフットボール界はセリエAの再開に先んじて、コッパ・イタリアの戦いからリスタート。ミランは約3カ月ぶりの公式戦として、12…
ミランのステファノ・ピオリ監督が準決勝敗退に肩を落とした。
新型コロナウイルスの感染拡大により、長く中断が続いたイタリアフットボール界はセリエAの再開に先んじて、コッパ・イタリアの戦いからリスタート。ミランは約3カ月ぶりの公式戦として、12日に敵地で行われた準決勝2ndレグでユベントスと激突した。
16分に許したPKのチャンスをポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが外して失点のピンチを免れたミラン。クロアチア代表FWアンテ・レビッチの一発退場で数的不利に陥りながら0-0のドローに持ち込んだが、2戦合計1-1、アウェイゴール差で決勝進出を逃した。
ピオリ監督は試合後、イタリア『Rai Sport』で総括。2試合もとに引き分けながらアウェイゴール差で敗退が決まり、「残念」だと語った。
「残念な結果になってしまった。サンシーロでの失点が決定打になってしまったね。ユーベのパスワークとポゼッションのプレッシャーにも晒され、PKとレッドカードの判定でナイーブにもなってしまった。その後、非常に良いプレーもしてくれ、2〜3回の得点チャンスもあった。あれがゴールに繋がっていたら…という思いだ」
「この大会は1つの目標だったわけだから残念だ。2試合ともに引き分けでもあったのだからね。ホームで失点したことで、この2ndレグでゴールを決めることを余儀なくされた。ディフェンス陣は良く持ちこたえてくれた。それは我々がソリッドな集団であることの証さ。今季残りの戦いにおいても、それが必要になってくる」
「決勝に勝ち進みたかったからがっかりしている。今の我々に必要なのはより安定したプレーだ。今季を通じて、フィニッシュが研ぎ澄まされておらず、チャンスを十分に生かしきれていない。値する結果を家に持ち帰ることができていないよね」