プレミアリーグが人種差別の撲滅に向けた取り組みを発表した。 先日、アメリカで起こった白人警官による黒人男性、ジョージ・フロイドさん(享年46)の死亡事件が発端となり、世界に広がる人種差別の抗議運動。フットボール界を含め、様々な方面から支持す…

プレミアリーグが人種差別の撲滅に向けた取り組みを発表した。

先日、アメリカで起こった白人警官による黒人男性、ジョージ・フロイドさん(享年46)の死亡事件が発端となり、世界に広がる人種差別の抗議運動。フットボール界を含め、様々な方面から支持するアクションが起こっている。

そのなか、プレミアリーグが12日に声明を発表。抗議を支持する意思を示しつつ、選手が再開後の12試合で選手名の代わりに“Black Lives Matter”の文字をあしらったユニフォームを着用することを明らかにしている。

この試みは選手側の要望で実現。“Black Lives Matter”のロゴは新型コロナウイルスとの戦いを続ける国民保健サービス(NHS)に対する感謝の気持ちを示すロゴとともに、今季終了までユニフォームに取り付けるという。

また、プレミアリーグは試合前や試合中において、人種差別の抗議行動として広まる選手たちの“膝をつく”行為も支持している。

なお、プレミアリーグは新型コロナウイルスの影響で3月中旬から中断が続いたが、今季の完結に向け、17日からついにリスタートする。