たかがゲーム、されどゲーム。前回視聴回数は約140万超え 一般社団法人日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が共催する『日本生命“バーチャル”セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL』…

たかがゲーム、されどゲーム。前回視聴回数は約140万超え

 一般社団法人日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が共催する『日本生命“バーチャル”セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL』(略称:日本生命 バーチャル セ・パ交流戦)が12日から始まった。ヤクルト対日本ハム、阪神対ロッテの2カードが組まれた初日は、全ての試合でドラフト1位投手が先発。ロッテ・佐々木朗希投手は甲子園のマウンドに立ち、160キロ超えの直球で阪神打線を圧倒した。

 バーチャルセ・パ交流戦は、NPBとKONAMIがプロ野球12球団とともに、バーチャル開幕戦に次ぐプロ野球応援企画の第2弾として開催される。バーチャルセ・パ交流戦のために用意された最新の選手データが反映された家庭用ゲーム「実況パワフルプロ野球 2018」を使用し、実際に予定されていたセ・パ交流戦のカードを再現する。「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンに参加した12球団の代表プロプレイヤーが試合を行い、事前にオンラインで収録。6月12日(金)から17日(水)までの6日間にわたって配信される。

 予告先発制度が取られた今回はヤクルト・奥川、日本ハム・河野、阪神・西純、ロッテ・佐々木朗と豪華ドラフト1位投手たちがいきなり登場した。ゲーム内の甲子園のマウンドに立った佐々木朗は阪神打線に対し、160キロを超えるストレートで圧倒。3回に阪神のドラフト2位ルーキー・井上に代打ソロ本塁打を許したが、6回途中2失点の好投を見せた。試合は計6本の本塁打が飛び出す空中戦となり8-8の引き分けに終わったが、甲子園のマウンドに立った”バーチャル佐々木朗希”に注目が集まった。

 3月から4月にかけて行われたバーチャル開幕戦の様子は配信視聴回数約140万回を超えるなど話題を呼んだ。さらに、過去に「eBASEBALL」を視聴した経験がないユーザーが約半数を占めていたことがNPB eスポーツ公式YouTubeチャンネル上のアンケートで明らかになり、ゲームファンだけではなくプロ野球ファンからの注目度も高かったことが分かっている。いよいよ19日に開幕を迎えるプロ野球。バーチャルならではの魅力で、「eBASEBALL」からプロ野球を盛り上げる。(安藤かなみ / Kanami Ando)