新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内外の大会が中止になり、屋外でのトレーニングにも自粛制限がかかっている中、全日本BMX連盟は公式YouTubeチャンネルで自宅でできるトレーニングを紹介している。
第5弾となる今回は、元日本代表でBMX第一人者の三瓶将廣氏がコーナーの基礎について話した。
多くの人はコーナーの練習を疎かにしがちだが、「海外のレースで勝敗が決まるのはコーナーで、日本チームが負ける確率は非常に高い」。300〜400mある中で「1番相手の選手を抜かせるチャンスがあるのがコーナー」と分析し、自宅でできる練習を紹介した。
まず鉄則として「イン側のポジションを取ることが1番」とし、「距離も近いし、相手の内側に入って有利なポジションを取れる」と理由を説明。ビデオで様々なパターンを覚えて、「その際にポイントを絞って見ていくことが重要」と戦術の学び方を伝授し、「コーナーの入り口、真ん中、出口の3つに注目してほしい」と呼び掛けている。
企画は「HOME WORK for BMX RACING」と題し、4月24日からスタート。三瓶氏が講師を務め、三瓶氏から指導を受ける中学生ライダーの岡倖吉とリモートで自粛範囲内でできるスキルアップコンテンツやレースの魅力や情報を毎週木曜日に配信してる。
2019年アジア選手権優勝の吉村樹希敢からのメッセージも寄せられている。
■全日本BMX連盟の公式YouTubeチャンネルは【こちら】から。