ダイエットは問題なし、他の選手と比べて「より簡単です」と強調 フィギュアスケートの15歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が母国でインタビューに応じ、その内容をロシアメディア「sports.ru」がレポート。多くの女子選手が10代中盤から後…

ダイエットは問題なし、他の選手と比べて「より簡単です」と強調

 フィギュアスケートの15歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が母国でインタビューに応じ、その内容をロシアメディア「sports.ru」がレポート。多くの女子選手が10代中盤から後半にかけ、体型変化に悩まされるが、トルソワは「私はダイエットをしません」と強調。「ファストフードもケーキも好きじゃない」と打ち明けている。

 ロシアの有名女性ジャーナリスト、マリヤ・コマンドナヤ氏のインタビューに応じたトルソワ。記事ではパーソナルな質問も受け、素顔を覗かせている。現在の体重について問われると「体重に関してはいつ何時もどこでも話しません。私が思うにどんな女の子も女性も、もし尋ねても言わないでしょう」と笑顔でかわしたが、身長については明かした。

「シーズンで少し伸びました。シーズンの終わり頃で157センチでした。ただ、長い間計っていないので、今は多分もうちょっとあると思います」

 心身ともに伸び盛りの15歳。自慢のロングヘアについて問われると独自のこだわりを明かし、「カットしたことは一切ありません。髪は膝まであります。何センチかは知りません」と語った。

 インタビューでは体重管理にも触れ、ダイエットをするかについては「しません」と素直に回答した。「夜に健康に良くない食べ物は口にしません。ファストフードもケーキも好きじゃない。なので、私は(他の選手より体重に関して)より簡単です。甘いものやパン類は食べますが、頻繁ではないです」と同年代の選手が苦労する体重管理に問題はないと強調した。

自己隔離生活中のトレーニングは課題あり「リンクがないのはすごく難しい」

 コロナ禍においては自己隔離を取り、生活を送っていたというトルソワ。その期間は1日2回の練習で、朝はランニング、腹筋、背筋などのトレーニングを行い、夕方は床の上でジャンプの練習をしていたという。

 ただ、コンディションが維持できていたかについては「できてないと思います」と回答。「リンクがないのはすごく難しい。もし何時間練習したとしても、いずれにせよ氷の感覚はなくなっていく。外出制限措置が導入される前のように跳んだり滑ったりはできないです」と難しさも明かした。

 それでも、自粛期間中には家族、兄弟、愛犬と多くの時間を過ごしたといい「もちろん、これもプラスなこと。シーズン中にできなかったことをすべてやりました。一緒に映画を見たり、我々の地区を散歩したり、ワンちゃんたちと遊んだり。最後のほうは勉強して本を読んでいました。今はミーシン氏の本を読んでいます」とプラス要素も明かした。

 このオフにはエテリ・トゥトベリーゼ氏の下を離れ、エフゲニー・プルシェンコ氏に師事することになったトルソワ。今月23日には16歳の誕生日を迎えるが、高いプロ意識でさらなる成長を求めていく。(THE ANSWER編集部)