アトレティコ・マドリーのGKヤン・オブラクは、アントニ・ラマレッツ(1942-1962)とビクトル・バルデスが獲得した通算5度のサモラ賞最多記録に並ぶ可能性がある。 スロベニア人GKは直近4シーズンでサモラトロフィーを連覇しており、連続受賞…
アトレティコ・マドリーのGKヤン・オブラクは、アントニ・ラマレッツ(1942-1962)とビクトル・バルデスが獲得した通算5度のサモラ賞最多記録に並ぶ可能性がある。
スロベニア人GKは直近4シーズンでサモラトロフィーを連覇しており、連続受賞の記録でも元バルセロナのバルデスに並んでいる。今季2019/20シーズンは2位につけている。
4日にオブラクはこの問題について『AS』紙で触れたが、彼はグループの目標に焦点を当てた。「サモラトロフィーについて話題になっているが、あまり考えたことがない。今年はクルトワだけじゃなくて、他にも2、3人のゴールキーパーが華々しいシーズンを送っている」
「しかし、私はサモラのことを心配しているのではなく、ただチャンピオンズリーグのポジションに入ることだけを気にかけている。我々にはそれを得るために11試合が残っている。すべてを良いレベルで戦う必要があるし、サモラよりチームの目標を獲得することを好む。重要なことは勝つことだ」と語っている。
シメオネのチームは、4位レアル・ソシエダと1ポイント差の6位につけている。他にセビージャ(47)、ヘタフェ(46)、バレンシア(42)とチャンピオンズリーグへのキップを争うことになる。
2019/20リーガのオブラクは、27試合21ゴール(クリーンシート11)、失点率は0.78となっている。このランキングではティボー・クルトワが先行している。12/13、13/14シーズンでサモラを勝ち取っているレアル・マドリーのゴールキーパーは、24試合で16ゴール(無失点12)を挙げており、失点率0.67である。
次点には、24試合に出場して20ゴール(無失点10)を記録しているアスレティック・ビルバオのGKウナイ・シモンがいる。失点率は0.83となる。
これまでのシーズンとは異なり、FCバルセロナのGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンはサモラトロフィー獲得のための戦いから遠ざかっている。チームの勝利のために決定的なパフォーマンスを数多く披露してきたドイツ人だが、不安定な守備に足を引っ張られる形で、26試合で29ゴール(クリーンシート8)を喫しており、平均失点1.12にまで上昇している。