ティモ・ヴェルナーは、新型コロナウイルスのパンデミックによってリヴァプールの財務が圧迫された為、確実視されていたレッズへの移籍が消滅した。ユルゲン・クロップは、24歳のドイツ人選手の獲得をチームに説得するまでしていたが、叶わなかった。 英紙…
ティモ・ヴェルナーは、新型コロナウイルスのパンデミックによってリヴァプールの財務が圧迫された為、確実視されていたレッズへの移籍が消滅した。ユルゲン・クロップは、24歳のドイツ人選手の獲得をチームに説得するまでしていたが、叶わなかった。
英紙『Mirror』は、リヴァプールの監督自身がヴェルナーに電話をかけ、「理由は単純に金銭的なもので、ライプツィヒのストライカーにも同じように苦渋の電話をかけることを躊躇しなかった」と報じている。
クロップは、彼らがシーズン半ばに計画していたヴェルナーの契約解除金5,500万ユーロ(約68億円)を支払う余裕がなかった為、契約から撤退していることをRBライプツィヒのストライカーに伝えなければならなかったようだ。コロナウイルスの危機でリヴァプールの金庫に余裕はなかった。
■チェルシーが獲得へ
ヴェルナーを手中に収めるのは、同じプレミアリーグのチェルシーになりそうだ。『Sky Sports』などのイギリスメディアが一斉に報じている。ブルーズは、6月15日に失効となるヴェルナーの5,500万ユーロの違約金を支払い、合意に至った模様だ。彼はロンドンのクラブで年俸900万ポンド(約12億4,000万円)を受け取ると見られる。
フランク・ランパードのチームは、アヤックスのMFハキム・ツィエクを4,000万ユーロ(約49億円)で獲得しており、ヴェルナーは今夏スタンフォード・ブリッジに到着する二人目の大物となるだろう。