5度防衛中のバルガス、次戦候補の1人にネリが浮上 ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級王者レイ・バルガス(メキシコ)。34戦全勝で現在5度防衛中の強豪王者は、前WBC世界バンタム級王者の“問題児”ルイス・ネリ(メキシコ)との対戦を希望し…
5度防衛中のバルガス、次戦候補の1人にネリが浮上
ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級王者レイ・バルガス(メキシコ)。34戦全勝で現在5度防衛中の強豪王者は、前WBC世界バンタム級王者の“問題児”ルイス・ネリ(メキシコ)との対戦を希望しているという。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
昨年7月に亀田和毅を破り、5度目の防衛を成し遂げたバルガス。脂ののった29歳のメキシカンはビッグマッチを今年望んでいるという。その標的のうちの1人がネリだ。
今年から新たにプロモーターのアル・ヘイモン氏と契約を結んでいるバルガス。記事によると、WBA同級暫定王者のブランドン・フィゲロア(米国)、WBA世界バンタム級正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)、そしてネリの名前が対戦相手候補として挙がっているという。
バルガスは、米国のヒスパニック系コミュニティーを対象とした有料チャンネル「ESPNデポーテス」でこう語っているという。
フィゲロア、リゴンドーらとともに「ネリは悪くない選択肢だ」
「俺の目は次の試合に向いているが、良い対戦相手が控えていることを知っている。誰が来るか見ていようじゃないか。世界王者になれば、誰もが目指すべき人間になったことを意味する。誰もがチャンスを欲し、中には戦う者もいる」
さらに個人名にも言及。「ルイス・ネリは悪くない選択肢だ。面白い試合になるだろうね。やつは俺について色々と話しているみたいだが、それはただの話だし、自分にとっては重要じゃないね。やつにはタイトルがないし、望んでいることは騒ぐことだろう」とネリとの同胞対決に高い関心を示しているのだ。
体重超過や、ドーピング違反など度重なる問題行動が波紋を呼ぶネリ。だがその実力は高く評価され続けている。無敗のWBC王者との対戦が実現すれば、軽量級屈指の好カードとして大きな注目を呼びそうだ。(THE ANSWER編集部)