新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内外の大会が中止になり、屋外でのトレーニングにも自粛制限がかかっている中、全日本BMX連盟は公式YouTubeチャンネルで自宅でできるトレーニングを紹介している。

第7弾となる今回は、元日本代表でBMX第一人者の三瓶将廣氏が基礎ともいえるプッシュの重要性と基本動作を説明した。
自宅の周辺で練習する際は「ヘルメット、グローブ、パッドの着用」「タイヤの空気やブレーキなどの車体チェック」「近くに人がいないか、ガラスが落ちていないかといったフィールドチェック」の3つを必ず抑えるよう助言。BMX競技は漕ぐのも大事だけど、「半分以上はプッシュをしている時間の方が長いのでプッシュをしていないと、着順を上げていけない」と述べ、「①アプローチではペダルを地面と平行にする②上り面では上がるにつれて肘を曲げていく③後輪が上がってきたら同時に膝も曲げていく④下り面ではハンドルを押し上げていた膝を伸ばす」とポイントを紹介した。中にはプッシュを習得する上で「引いて押す」動作を勘違いしている人が多いので、「自分で腕を引くのではなくてタイヤが上がっているのを受け止めることを意識して」と呼び掛けた。

企画は「HOME WORK for BMX RACING」と題し、4月24日からスタート。三瓶氏が講師を務め、三瓶氏から指導を受ける中学生ライダーの岡倖吉とリモートで自粛範囲内でできるスキルアップコンテンツやレースの魅力や情報を毎週木曜日に配信してる。

東京五輪出場を確実としている長迫吉拓からのメッセージも寄せられている。

■全日本BMX連盟の公式YouTubeチャンネルは【こちら】から。