米メディアが「チャンプ・フォー・チャンプ(CFC)」に認定 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は米メディアでは階級毎の最強王者格付け「チャンプ・フォー・チャンプ(CFC)」でバンタム級最強王者に認定された…
米メディアが「チャンプ・フォー・チャンプ(CFC)」に認定
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は米メディアでは階級毎の最強王者格付け「チャンプ・フォー・チャンプ(CFC)」でバンタム級最強王者に認定された。「この階級に非常に明確なリーダーが存在する」と絶賛されている。
権威ある専門誌「リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)では3位に格付けされる井上。「パウンド・フォー・パウンドではない。2020年のチャンプ・フォー・チャンプ」と企画したのは米専門メディア「ボクシングシーン.com」だった。
現在のバンタム級戦線は井上がWBAとIBFの2団体を統一。次戦で激突予定のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)がWBOのベルトを保持し、WBCのベルトはノルディ・ウーバーリ(フランス)の手にある。
寸評では「この階級には非常に明確なリーダーが存在する。そして、彼はボクシング界最高のファイターの一角でもある。ナオヤ・イノウエはトップ10のライバルを4連続で倒している」と称賛している。
バンタム級転級後、前王者ジェイミー・マクドネル(英国)からベルトを奪い、元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)、前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、そして、元5階級王者ノニト・ドネア(フィリピン)というチャンプ経験者を倒し続けた戦績に文句はなく、その実力は現在のボクシング界でも屈指と評価している。
続けて「パンデミックがなければ、カシメロとの統一戦でまたしても高評価のライバルを戦歴に加えていた可能性が高かった。これこそが真のチャンピオンに求められる部分だ」と付け加えている。
強敵との戦いを求める、モンスターの流儀を称賛し、カシメロをも飲み込むはずとさらなる期待をかけている。(THE ANSWER編集部)