6月3日、男子テニス界を長年牽引し、クレーキングの異名を持つラファエル・ナダル(スペイン)が34歳の誕生日を迎えた。彼の誕生日を祝うケーキは毎年趣向が凝らされており、その歴代のケーキをATP(男子プロテニス協会)がInstagramで紹介し…

6月3日、男子テニス界を長年牽引し、クレーキングの異名を持つラファエル・ナダル(スペイン)が34歳の誕生日を迎えた。彼の誕生日を祝うケーキは毎年趣向が凝らされており、その歴代のケーキをATP(男子プロテニス協会)がInstagramで紹介している。【実際の写真】超豪華!歴代の趣向を凝らしたナダルの誕生日ケーキ【実際の写真】34歳となった今年の高級感あふれる誕生日ケーキ

6月3日といえば、基本的に「全仏オープン」の真っ只中。同大会で過去12度優勝しているナダルにピッタリな誕生日だ。それゆえ、毎年会場で盛大に祝われてきた。

若い頃は、ナダルの顔より長く火柱を上げるロウソクが刺さっているものの、シンプルなケーキでお祝いしていたが、年々趣向を凝らした更にインパクトのあるケーキが用意されるようになっている。

ある年は、チョコレートで小さなラケットを作ってデコレーションをしたケーキ。またある年は、ナダルが「全仏オープン」でプレーする姿を描いた絵画のケーキ。またある年は、ほぼ等身大のラケットをかたどったケーキ。他にも、もはやウエディングケーキかと思うほど高く、巨大なケーキで祝われてきた。

ただ今年は新型コロナウイルスの影響で、「全仏オープン」は9月に延期へ。そのため34歳の誕生日は、自身のアカデミーで祝ってもらった。

アカデミー内のコートに呼ばれたナダルは、観客席にソーシャルディスタンスを保って座ったスタッフや生徒たちに囲まれ、ハッピーバースデーの歌で祝福された。

そして今年の誕生日ケーキはというと、アカデミーらしく、ナダルのロゴである闘牛をあしらったマークが立体的に施されたケーキ。ロゴは黒いツヤがあり、高級感もたっぷりだ。

今年はパリで誕生日を祝えなかったものの、延期された「全仏オープン」で13度目の優勝を果たせるか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2013年「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)