DeNAの専属英語教師、平川ブライアン先生による分かりやすい野球英語講座4回目を迎えた「DeNAブライアン先生のWe☆Baseball」。地球征服を狙う「エイリアン軍」と、地球の平和を守る「青星軍」の戦いは、3回を終えて青星軍が1点を追う展…

DeNAの専属英語教師、平川ブライアン先生による分かりやすい野球英語講座

4回目を迎えた「DeNAブライアン先生のWe☆Baseball」。地球征服を狙う「エイリアン軍」と、地球の平和を守る「青星軍」の戦いは、3回を終えて青星軍が1点を追う展開となっている。4回の攻防が気になるところだが、今回は「番外編」と題して、メジャーリーグでおなじみの実況名フレーズをご紹介していく。

 メジャーでは各球団に専属の実況アナウンサーと解説者がいる。2016年を最後に67年間、ドジャース一筋だった実況アナ生活にピリオドを打ったビン・スカリー氏のように、長く球団の“声”として務め、ファンには欠かせない存在になっている人物も多い。オリジナリティー溢れる実況で、グラウンド上の熱戦に花を添えるアナウンサーたち。これまでも様々な名フレーズが生まれてきたが、実況アナの個性が最も際立ち、ファンなら誰もが暗誦できるのが「ホームランコール」だ。

 横浜DeNAベイスターズで英語教師として活躍する平川ブライアン先生の監修の下、メジャーの長い歴史の中でもよく知られる有名なホームランコールを厳選。もちろん、ブライアン先生のご贔屓、パドレスの名フレーズもピックアップ。メジャーならではの洒落た表現にも注目してみよう。

○ボブ・ユッカー(ブルワーズ)
Get up,get outta here, gone for(選手名)!
いけ、いくんだ、△△選手、いった! 

○ジョン・スターリング(ヤンキース)
Swung on and there it goes! That ball is high! It is far! It is… GONE!
捉えた、これはいったぞ! 打球は高く舞い上がった! 距離も十分! そして… 入った! 

○ケン・ハレルソン(ホワイトソックス)
You can put it on the board!… Yessssssss!
スコアボードに点を加えていいでしょう!… やったぁ?!

○ハリー・ケリー(カブス)
It could be, it might be… It is! A home run!
ひょっとすると、どうだ… 入った! ホームラン!

○マイケル・ケイ(ヤンキース)
(外野手の名前)Going back, at the track, at the wall… SSSEEYA!
△△選手、下がって下がって、ウォーニングトラックまで来た、フェンスまで来た… さようなら!

○エリック・ナデル(レンジャーズ)
That ball is history!
打球はすでに歴史に刻まれた!

○ハリー・カラス(フィリーズ)
Swing and a loooong drive… this ball is… outta here!
振った、そして大きな当たりだ… この打球は… 入った!

○ジェリー・コールマン(パドレス)
Oh, Doctor! You can hang a star on that baby!
オー、ドクター! あの一発は夜空の星さえ飾れそうだ!

○トム・ハミルトン(インディアンス)
Swing and a drive… waaaaay back… GONE!
振った、打ったぞ… ずーーーーっと奥まで… 入った!

○ビクター・ロハス(エンゼルス)
Big fly, Otani-san!
大きなフライだ、オオタニさん!(Full-Count編集部)