26歳のブジャールは誹謗中傷をどう乗り越えてきたのか かねてから問題になっていた著名人のSNS上の誹謗中傷。美女テニスプレーヤーとして知られる元世界ランク5位のウージニー・ブシャール(カナダ)の“対処法”について、ヤフースポーツ豪州版が特集…

26歳のブジャールは誹謗中傷をどう乗り越えてきたのか

 かねてから問題になっていた著名人のSNS上の誹謗中傷。美女テニスプレーヤーとして知られる元世界ランク5位のウージニー・ブシャール(カナダ)の“対処法”について、ヤフースポーツ豪州版が特集している。

 20歳で臨んだ2014年のウィンブルドンで準優勝するなどし、一気に人気選手となったブジャール。その美貌も注目となり、現在はSNSのフォロワーはインスタグラムで218万人、ツイッターも169万人を超えている。

 ファンからの応援のメッセージと同時に、これまでも多くの中傷などが書き込まれてきたというが、どう向き合ってきたのか。同メディアは「ウージニー・ブジャールのネット上の誹謗中傷への完璧な対処」と題し、報じている。

「カナダテニス界のスター選手、ウージニー・ブジャールは良い面も悪い面でもSNS上で注目を集めている。26歳のブシャールのSNSには多くの誹謗中傷が届いているが、彼女にはたくさんの熱狂的なファンの存在もあって、彼女はフラットな立場で誹謗中傷を受け入れ、対処している」

アンチの声もポジティブに「逆に賛辞ととらえるの」

 SNS上の誹謗中傷に対するブジャールの基本的なスタンスについて説明している。その上で、こうしたことを正面から受け止めるのは「タフ」なことだと認めつつ、影響を受けることは「時間の無駄」とも強調している。

 ブジャールは「誰からも好かれている人なんていないと悟ったわ。誰かに嫌われているということは、その人の人生の中にあなたという存在があるの。それが何を意味するかというとあなたが何かを成し遂げたから存在しているということ。だから逆に賛辞ととらえるの」とアンチからのメッセージすらポジティブに受け止めているという。

 さらに「そして、誹謗中傷してくる人はその人自身に問題を抱えているわけで、そういう人たちからのネガティブな言葉に対して、あなたが心配する必要はないわ。難しいことだけど、最も重要なことはやり返さないことよ」とも続けている。

 日本でも木村花さんの死を発端として、問題視されているSNS上の誹謗中傷。賛否入り混じる形で注目を集めてきた26歳もまた信念をもって、立ち向かっているようだ。(THE ANSWER編集部)