複数の国でロックダウン状態が緩和され、様々な活動の再開が許可される中で、多くの選手たちがコート上での練習を再開し始めている。しかしロジャー・フェデラー(スイス)は、ツアー再開時期が決まるまでは…

複数の国でロックダウン状態が緩和され、様々な活動の再開が許可される中で、多くの選手たちがコート上での練習を再開し始めている。しかしロジャー・フェデラー(スイス)は、ツアー再開時期が決まるまでは本格的な練習は始めないという。Tennis World USAが報じている。【動画】フェデラーのアンビリバボーなショット!

テニスツアーは少なくとも7月中は再開されず、具体的な再開の目途も立っていない。またフェデラーは今年2月に右膝の手術を受け、本来なら芝コートシーズンが予定されていた6月までツアーを離脱予定だった。

ツアー再開がいつになるかは分からないものの、フェデラーは右膝の回復ぶりと家族と過ごせる時間について満足しているという。

「2016年に手術を受けて以来、5週間以上家にいたことはないよ。今は家族として素晴らしい時間を過ごしているよ」「でも僕たちは健康で、友人も家族もウイルスは持っていなかった。それはとても重要なことだ」

「今はトレーニングはしていないよ。理由がないからね。今の自分の身体には満足しているし、ツアーの再開はまだ先だと思っている」「テニスをたくさんしてきた後の、この休みを楽しむことが今は大事だよ。だから試合がなくて寂しいということはない。復帰が近くなって、トレーニングの目標ができたら感じるだろうね」

フェデラーは2020年の公式戦出場は、現時点では「全豪オープン」のみ。準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は南アフリカでのフェデラー(2020年2月撮影)

(Photo by Reg Caldecott/Gallo Images/Getty Images)