輝かしい成績を残している選手も、我々には想像もできないような挫折や絶望を乗り越え、卓球台に向かっている。数多の栄冠や挫折を経験した選手たちの生き様や紡ぎ出される言葉は、我々の心に深く響き、勇気をくれる。今回は、今後の日本卓球界を担う若手選手…

輝かしい成績を残している選手も、我々には想像もできないような挫折や絶望を乗り越え、卓球台に向かっている。

数多の栄冠や挫折を経験した選手たちの生き様や紡ぎ出される言葉は、我々の心に深く響き、勇気をくれる。

今回は、今後の日本卓球界を担う若手選手、木造勇人、戸上隼輔の2選手の名言を抜粋してお届けする。

「やっぱり強くなりたいっていうのはあります。自分に足りないのはタフさ」(木造勇人)

琉球アスティーダに加わった木造勇人。インターハイ優勝に大学インカレでも圧巻の優勝とド派手な成績を引っさげる。

紛れもなく日本卓球界の次代を担うアスリートだ。




写真:木造勇人(愛知工業大)/撮影:伊藤圭

「やっぱり強くなりたいっていうのはあります。自分に足りないのはタフさ。勝ちきれないところがある。やっぱり上の世代見てるとタフですよね」と自己分析する。

これまで勝ち続けた木造が身につけたい“タフさ”とは一体。

「あの試合を勝てたことによって人生が変わった」(戸上隼輔)

インターハイ2連覇、全日本ジュニア優勝とジュニア世代のタイトルを総なめにしてきた戸上隼輔。

Tリーグ1stシーズンでの1試合、全日本10度優勝と圧倒的実績を誇る水谷隼と対戦した。

戸上は水谷を相手に持ち前の超攻撃型スタイルを貫き、ゲームカウント3-2の大激戦を制し金星を挙げた。




写真:戸上隼輔(明治大学)/撮影:伊藤圭

「あの試合を勝てたことによって人生が変わった」と水谷戦を卓球人生のターニングポイントとして挙げる。

その言葉の真意とは。

文:ラリーズ編集部