日本テニス協会(JTA)は12日に記者会見を開き、22日から始まる「三菱 全日本テニス選手権91st」(予選10月20~22日、本戦22~30日/有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート)の本戦出場選手ならびに大会概要を発表した。 …
日本テニス協会(JTA)は12日に記者会見を開き、22日から始まる「三菱 全日本テニス選手権91st」(予選10月20~22日、本戦22~30日/有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート)の本戦出場選手ならびに大会概要を発表した。
会見には、同協会専務理事の内山勝氏、全日本テニス選手権・大会ディレクターを務める中西伊知郎氏、三菱電機株式会社 総務部長の黄檗満治氏が出席した。
「全日本テニス選手権」は今年で91回目の開催となる。今大会から三菱グループ12社が特別協賛となり、同社を代表して出席した黄檗氏は「(大会の特別協賛となり)たいへん名誉なこと。由緒ある大会を通して、テニス界の発展に協力できれば」と語った。
今大会のドロー数は男女シングルス各48ドロー、男女ダブルス各32ドロー、ミックスダブルス8ドローで行われる。
男子シングルスはトップ10から、ディフェンディング・チャンピオンの内山靖崇(9位/北日本物産)と2011年大会優勝の守屋宏紀(7位/北日本物産)が出場する。ダイレクト・アクセプタンス(JTAランキングの上位から順に出場する選手)の最下位は32位の諱五貴(明治大学)となり、合計21名が本戦ストレートインとなった。高橋悠介(21位/フリー)、綿貫陽介(23位/グローバルプロテニスアカデミー)、山﨑純平(26位/日清紡ホールディングス)、徳田廉大(31位/フリー)といった、多くの10代プロテニスプレーヤーも名を連ねている。
本戦ワイルドカード(主催者推薦)は、大学1年生でインカレ王者となった小林雅哉(早稲田大学)などのJTA選出選手と、単複それぞれグレードJ1-7以上(賞金総額100万円以上)の地域選手権6大会(東北、北信越、関東、東海、関西、中国)の優勝者を合わせた11名に与えられ、予選勝者の16名と合わせて、合計48名で争われる。
女子シングルスはトップ10から、大会連覇を狙う桑田寛子(6位/島津製作所)、WTAツアーのダブルスで好成績を残す加藤未唯(7位/佐川印刷)の2名がエントリー。ダイレクト・アクセプタンスの最下位は32位の山外涼月(Club MASA)となり、22名がストレートインした。
本戦ワイルドカード(主催者推薦)は、全日本ジュニアU18優勝の村松千裕(36位/吉田記念テニス研修センター)などのJTA選出選手と、単複それぞれグレードJ1-7以上(賞金総額100万円以上)の地域選手権5大会(東北、北信越、関東、東海、中国)の優勝者を合わせた10名に与えられ、予選勝者の16名と合わせて、合計48名で争われる。
大会概要ならびに本戦出場選手の詳細リストは下記のとおり。
【大会概要】
期日◎予選10月20日(木)~10月22日(土)、本戦10月22日(土)~10月30日(日)
会場◎有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート(ハードコート)
種目および出場数(本戦)◎男女シングルス各48名、男女ダブルス各32組、ミックスダブルス8組
予選◎男女シングルス各64名(本戦に入れなかったJTAランキング上位者とワイルドカード男子6名、女子5名)から、16名が本戦出場
試合方法◎本戦:男女単複「ザ・ベスト・オブ・3タイブレークセット」、混合複「ノーアド・ファイナルセット10ポイントマッチタイブレーク方式」、予選:男女単「ザ・ベスト・オブ・3タイブレークセット・10ポイントマッチタイブレーク方式」
賞金総額◎2846万円(男女各賞金額1403万円、混合賞金額40万円)
優勝杯◎男子単優勝「天皇杯」、女子単優勝「秩父宮妃記念楯」、男子複優勝「摂政宮杯」、女子複優勝「朝吹杯」、混合複「JTA杯」が授与される
TV放映◎NHK BS1にて、女子単決勝 10月29日(土) 11時00分~、男子単決勝 10月30日(日) 11時00分~、生中継予定(変更の可能性もあり)
大会日程◎10月20日(木) 10時00分~ 女子単予選1回戦
10月21日(金) 10時00分~ 男子単予選1回戦、女子単予選2回戦
10月22日(土) 10時00分~ 男子単予選2回戦、男子複・女子単複1回戦
10月23日(日) 10時00分~ 男子単複1回戦、女子単2回戦、女子複1回戦
10月24日(月) 10時00分~ 男女単複2回戦
10月25日(火) 10時00分~ 男子単複2回戦、女子単3回戦、女子複2回戦
10月26日(水) 10時00分~ 男女単3回戦、男女複準々決勝、混合複1回戦
10月27日(木) 10時00分~ 男子単3回戦、女子単・男女複準々決勝、混合複準決勝
10月28日(金) 10時00分~ 男子単準々決勝、女子単・男女複準決勝
10月29日(土) 10時00分~ 男子単準決勝、女子単・混合複決勝
10月30日(日) 10時00分~ 男子単複・女子複決勝
※天候などやむを得ない事情により、変更される可能性あり
【男子シングルス本戦出場選手リスト】※WCはワイルドカード選手
1 守屋宏紀(7位/北日本物産)
2 内山靖崇(9位/北日本物産)
3 関口周一(11位/Team REC)
4 仁木拓人(13位/三菱電機)
5 竹内研人(14位/北日本物産)
6 片山翔(15位/伊予銀行))
7 今井慎太郎(16位/東通産業)
8 志賀正人(17位/GODAIテニスカレッジ)
9 岡村一成(18位/ストライプインターナショナル)
10 菊池玄吾(19位/福井県体育協会)
11 江原弘泰(20位/日清紡ホールディングス)
12 高橋悠介(21位/フリー)
13 綿貫裕介(22位/橋本総業ホールディングス)
14 綿貫陽介(23位/フリー)
15 小ノ澤新(24位/イカイ)
16 井藤祐一(25位/ライフ・エヌ・ピー)
17 山﨑純平(26位/日清紡ホールディングス)
18 中村祐樹(28位/新松戸山喜)
19 松尾友貴(29位/イカイ)
20 徳田廉大(31位/フリー)
21 諱五貴(32位/明治大学)
22 喜多元明(37位/日本体育大学)WC(北信越、東海、中国大会優勝)
23 小林雅哉(39位/早稲田大学)WC(インカレ優勝)
24 望月勇希(40位/中央大学)WC(インカレ準優勝)
25 鈴木昂(44位/エキスパートパワーシズオカ)Wシー(関東大会優勝)
26 ロンギ正幸(47位/福井県体育協会)WC(東北大会準優勝)
27 白藤成(72位/西宮甲英高等学院)WC(中国大会準優勝)
28 坂井勇仁(89位/早稲田大学)WC(東海大会準優勝)
29 竹元佑亮(97位/関西大学)WC(関西大会優勝)
30 澁田大樹(182位/明治大学)WC(西日本大会優勝)
31 野口莉央(196位/湘南工科大学附属高校)WC(インターハイ優勝)
32 古田伊蕗(344位/早稲田大学)WC(東日本大会優勝)
33-48(16名)予選勝者
【女子シングルス本戦出場選手リスト】
1 桑田寛子(6位/島津製作所) 2 加藤未唯(7位/佐川印刷) 3 大前綾希子(12位/島津製作所)
4 岡村恭香(13位/ストライプインターナショナル) 5 波形純理(14位/伊予銀行)
6 秋田史帆(15位/北島水産)
7 奥野彩加(16位/Club MASA)
8 瀬間詠里花(17位/橋本総業ホールディングス)
9 田中優季(18位/メディカルラボ)
10 鮎川真奈(19位/橋本総業ホールディングス)
11 二宮真琴(20位/橋本総業ホールディングス)
12 今西美晴(21位/島津製作所)
13 井上雅(22位/テニスラウンジ)
14 喜島瑞乃(23位/フリー)
15 宮村美紀(24位/フリー)
16 清水綾乃(26位/高崎テニスクラブ)
17 久見香奈恵(27位/橋本総業ホールディングス)
18 牛島里咲(28位/筑波大学)
19 小関みちか(29位/フリー)
20 吉冨愛子(30位/橋本総業ホールディングス)
21 美濃越舞(31位/YCA)
22 山外涼月(32位/Club MASA)
23 小堀桃子(40位/橋本総業ホールディングス)WC(関東大会優勝)
24 林恵里奈(43位/早稲田大学)WC(インカレ優勝) 25 村瀬早香(51位/慶應義塾大学)WC(北信越大会優勝)
26 守屋友里加(55位/テニスユニバース)WC(中国大会優勝) 27 寺見かりん(58位/山梨学院大学)WC(西日本大会優勝)
28 山口芽生(61位/Fテニス)WC(東北大会優勝) 29 伊藤萌夏(71位/日大東北高校)WC(東日本大会優勝) 30 清水映里(74位/グリーンテニスプラザ)WC(東海大会優勝) 31 村松千裕(36位/吉田記念テニス研修センター)WC(全日本ジュニア U18優勝) 32 荒川晴菜(134位/吉田記念テニス研修センター)WC(全日本ジュニアU18準優勝)
33-48(16名)予選勝者
そのほかのリストはこちら男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルス出場選手リスト(日本テニス協会大会サイト)|公式
三菱 全日本テニス選手権 91st|公式
(テニスマガジン/Tennis Magazine)