米国の新興団体「BKFC」が獲得へ巨額のオファー ボクシングの元世界3団体ヘビー級王者マイク・タイソン氏(米国)は53歳でエキシビジョンマッチ出場の可能性が取り沙汰されているが、米国の新興のボクシング団体「ベア・ナックル・ファイティング・チ…

米国の新興団体「BKFC」が獲得へ巨額のオファー

 ボクシングの元世界3団体ヘビー級王者マイク・タイソン氏(米国)は53歳でエキシビジョンマッチ出場の可能性が取り沙汰されているが、米国の新興のボクシング団体「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ」(BKFC)が2000万ドル(約21億5000万円)の巨額オファーを提示しているという。米スポーツ専門メディア「ブリーチャーリポート」が報じている。

 53歳にして自身が「過去最高」と評する仕上がったボディーを披露しているタイソン。リング復帰が実に楽しみだが、新たな情報が報じられている。

「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップからタイソンへ2000万ドルを超えるオファー」と題した記事では、BKFCがタイソンのリング復帰への巨額のオファーを出したことを報じている。BKFCはグラブをつけずに素手で殴り合う新興のボクシング団体で、近年人気が急上昇しているという。

 同メディアによると、BKFCのデイビッド・フェルドマン会長は「(タイソンの)復帰を可能にするために必要なことを心得ているつもりだ」とコメント。同団体は今月初旬にも2000万ドルのオファーを提示していたが、今回はそれを超える金額にチャリティーの寄付も含めるという。

対戦相手候補の1人に日本でもお馴染みのシウバの名が

 対戦相手についてはタイソンに続くカムバックを表明した元世界ヘビー級3団体王者イベンダー・ホリフィールド(米国)や、総合格闘技のスター選手、ティト・オーティズ(米国)らが候補に上がっているというが、さらなるビッグネームの名前も浮上している。

 フェルドマン会長は、総合格闘技専門ニュースサイト「MMAファイティング」のスティーブン・マロッコ記者に総合格闘技のレジェンド、ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)も対戦相手として可能性があると伝えているというのだ。

「PRIDEミドル級絶対王者」と呼ばれ、日本でもお馴染みのシウバ。まだ43歳で2018年には試合も行っている。ボクシングと総合のレジェンド対決が実現するなら、盛り上がることは必至だ。(THE ANSWER編集部)