スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―チャンコーチの涙に海外ファン感動 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーン…

スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―チャンコーチの涙に海外ファン感動

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回はテニスの錦織圭(日清食品)と恩師のマイケル・チャンコーチだ。昨年1月、テニスの4大大会・全豪オープン男子シングルス4回戦でパブロ・カレノブスタ(スペイン)に大逆転勝ち。チャンコーチが瞳を潤ませるシーンを大会公式ツイッターが公開すると、ファンの感動を呼んでいた。

 セットカウント0-2から追いつき、さらに最終セットの10ポイントタイブレークに突入してからも、相手にリードを奪われた。それでも絶望的な状況を跳ね返し、8強入りを決めた。勝利の瞬間、チャンコーチも思わず感極まった。怪我に苦しんだこれまでの姿もフラッシュバックしたのか。目元を潤ませながら、拍手を送った。愛弟子の雄姿が何より誇らしかった。

 錦織は6-7、4-6、7-6、6-4、7-6で大逆転勝ち。感動的なシーンを、大会公式は「歴史に名を刻む。ケイ・ニシコリのコーチ、マイケル・チャンがうれし泣き」とつづり、動画で公開した。コメント欄には「あぅぅ、私のかってのイチオシ!マイケル・チャン!!グッドジョブ!!」「マイケルが見られてうれしい!」「チャンピオン!」「マイケル・チャン、なんというレジェンド!!」などと反響があった。

 5時間5分の激闘の末の奇跡。チャンコーチの涙はテニスファンの感動を誘っていた。(THE ANSWER編集部)