本来なら今週行われている予定だった「ATP250 ジュネーブ」。今年は新型コロナウイルスの影響のため行われていないが、ATP(男子プロテニス協会)が、過去に同大会がスタン・ワウリンカ(スイス)へ贈ったサプライズプレゼントについて振り返ってい…

本来なら今週行われている予定だった「ATP250 ジュネーブ」。今年は新型コロナウイルスの影響のため行われていないが、ATP(男子プロテニス協会)が、過去に同大会がスタン・ワウリンカ(スイス)へ贈ったサプライズプレゼントについて振り返っている。

ワウリンカは「ATP250 ジュネーブ」が行われているスイスの出身。彼は2016年に「ATP250 ジュネーブ」で初優勝し、更に「全米オープン」でも初優勝を飾っていた。そこで「ATP250 ジュネーブ」の主催者は、その年のオフシーズンにあるサプライズプレゼントを贈った。

それはチョコレートで作った「全米オープン」のトロフィー。スイスはチョコレート大国としても知られている。このチョコレートトロフィーは丸2日かけて制作され、1週間ほど食べられるという。

受け取ったワウリンカは、「大会側からの素敵なアイデアだよ」「すごいトロフィーだ。なんて素敵なサプライズなんだろう。すでにフィットネストレーニングを始めているから(太らずにすんで)良かった」と喜んだ。

大会側から素敵なサプライズプレゼントをもらったワウリンカは、もちろん翌2017年も「ATP250 ジュネーブ」に出場。母国で見事2連覇を飾った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2016年「全米オープン」でのワウリンカ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)