上原浩治投手が42歳となる来季もメジャーでの現役続行に意欲を見せている。■Rソックスとの契約満了の上原、来季去就はどうなる? 上原浩治投手が42歳となる来季もメジャーでの現役続行に意欲を見せている。 今季まで所属したレッドソックスはア・リー…

上原浩治投手が42歳となる来季もメジャーでの現役続行に意欲を見せている。

■Rソックスとの契約満了の上原、来季去就はどうなる?

 上原浩治投手が42歳となる来季もメジャーでの現役続行に意欲を見せている。

 今季まで所属したレッドソックスはア・リーグ東地区を制して地区シリーズに進出したものの、インディアンスに3連敗し、敗退が決定。今季全日程を終えた。上原は第1戦、第3戦と無失点に抑える好投を見せたものの、勝利にはつながらなかった。

 41歳右腕は今季故障者リスト(DL)入りのアクシデントに見舞われながらも9月に戦列に復帰以降、快投を続けて地区優勝に貢献。50試合に登板し、2勝3敗、18ホールド、7セーブ、防御率3.45でシーズンを終えた。

 上原はインディアンスに敗退後に自身のブログを更新。「これで今年が終わりました。怪我をして離脱したり、前半戦は成績が良くなかったり、チームにはかなり迷惑をかけてしまった。申し訳ない気持ちです。これでボストンとの契約が終わってしまって、来年はどうなるか不透明」と報告し、「とりあえず、四年間お世話になったわけだし、本当に感謝してます」と綴っている。

■引退のオルティスに感謝、自身は来季に向け「数週間後にはトレーニング始めるつもり」

 これでレッドソックスとの契約が満了となる上原は来季以降に関しても言及。「もちろんまだアメリカでやりたい気持ちはあるけど、自分ではどうしようもないこと。話が無ければ、これで終わりです。あると信じて数週間後にはトレーニングを始めるつもり。契約の話があれば、ちゃんと報告します。決まってからね」とメジャーでの現役続行に意欲をのぞかせた。

 また、今季限りで引退するチームメイトのデビッド・オルティスに対して感謝の気持ちを綴りつつ、「あんな素晴らしい成績を残しながら辞めるって、格好いいよなぁ」と称賛。一方で「自分はボロボロになるまでやろうって思ってます」と覚悟を滲ませている。

 シーズン終盤の力投で米メディアの評価も再び高まっていた上原。来年4月に42歳を迎える右腕の来季去就はどうなるのか。今後の動向が気になるところだ。