22日、米経済誌のForbesは、大坂なおみ(日本/日清食品)が最も稼ぐ女性アスリートになったと報じた。その年収は3,740万ドル(約40億2,500万円)で、女子アスリート史上最高額だという。

この数字は過去12ヵ月間の賞金額と給料や賞金に、エンドースメント収入(企業の商品を使用するスポンサー契約による収入)を合計したもので計算されている。

大坂は現在、NIKE、日産自動車、シチズン時計、全日本空輸、Mastercard、P&G、資生堂など、数多くのグローバル企業と契約している。

2016年度~2019年度までは4年連続で、同じくテニス選手のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が女性アスリートで1位だったが、大坂はその座を奪った。

同誌は、大坂が2018年の「全米オープン」と2019年の「全豪オープン」を制したこと、日本人の母とハイチ系アメリカ人の父から産まれ多様なルーツを持つこと、若くクールな要素とコート外で魅力的な性格を発揮していることから、世界的なスポーツマーケティングのアイコンが誕生したと1位になった要因を説明している。

またテニスは大規模スポーツイベントとしては珍しく女性の観戦者が多く、例えば「全米オープン」では男女比率は56%対44%で女性の観戦者が多いという。更にアメリカ全体平均(35%)を上回る78%の観戦者が学士号以上の学位を持っており、この層は可処分所得の高い。つまり女子テニス選手はスポンサーが付きやすく、他競技の女性アスリートと比較して高給になりやすい。

大坂は男子を含めたスポーツ選手長者番付で29位となる見込みで、2020年度版のスポーツ選手長者番付のフルリストは来週公開される予定とされている。

(テニスデイリー編集部)

※為替レートは2020年5月23日時点

※写真は2019年「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by TPN/Getty Images)