夏の甲子園が中止、球児たちを思いやる「その悔しさや苦しみは僕たちが味わうことはできない」 西武の山川穂高内野手が22日、メットライフドームでの練習後にオンライン取材に応じた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球は6月中の開幕を目指す中…

夏の甲子園が中止、球児たちを思いやる「その悔しさや苦しみは僕たちが味わうことはできない」

 西武の山川穂高内野手が22日、メットライフドームでの練習後にオンライン取材に応じた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球は6月中の開幕を目指す中、自身は3年連続の本塁打王獲得を誓った。

 開幕が大幅に遅れ、試合数も減少することに「こういう事態が始めてなので調整がうまくいくかもわからないし、死に物狂いでやるしかないのかなと思います」と決意。今シーズンも本塁打王に期待がかかるが「もちろんです。40本近くは打ちたいです。そのつもりで練習していますし、143試合でも40本、仮に100試合になったとしても40本打ちたいのが本音です。相当難しいですが」と3年連続のタイトル獲得を誓った。

 また、夏の甲子園が中止となった球児に向け「当事者だったら何を言われてもきれいごとにしか聞こえないと思うので、その悔しさや苦しみは僕たちが味わうことはできないですし、心にぽっかり穴があくようなことなのかなと思います。とにかく可哀想です」と心情を思いやった。(Full-Count編集部)