「ティミーはキャッチ&シュートで頭角を現している。おそらく、NBA全体で見てもトップ3に入る使い手じゃないかな」とマーク・キューバンが言及


 5月21日(現地時間20日、日付は以下同)。ダラス・マーベリックスのオーナー、マーク・キューバンが『The New York Daily News』へ掲載された記事の中で、マブスの選手に太鼓判を押していた。

 キューバン オーナーが称賛していたのは、オールスター経験者のルカ・ドンチッチ、クリスタプス・ポルジンギスではなく、ティム・ハーダウェイJr.だった。昨年2月1日に成立したニューヨーク・ニックスとのトレードで、マブスはデニス・スミスJr.、ディアンドレ・ジョーダン(現ブルックリン・ネッツ)、ウェスリー・マシューズ(現ミルウォーキー・バックス)に将来のドラフト1巡目指名権2本を放出し、ポルジンギス、コートニー・リー、トレイ・バーク(今季途中までフィラデルフィア・セブンティシクサーズに所属)、そしてハーダウェイJr.を獲得。

 マブス加入後、ハーダウェイJr.は主に先発シューティングガードとしてプレーしており、持ち前のシュート力を存分に発揮。昨年12月9日に行われたサクラメント・キングス戦で、キャリアハイとなる9本もの3ポイントを放り込む大暴れ。

 今季はドンチッチ(平均28.7得点)、ポルジンギス(平均19.2得点)がケガのため10試合以上を欠場する中、ハーダウェイJr.はチーム3番手のスコアラーとして活躍。63試合(うち先発は50試合)に出場して平均28.8分15.8得点3.1リバウンド2.0アシストに加えて、3ポイントでは成功数(平均2.9本)、成功率(40.7パーセント)といずれもキャリアハイの数字を残している。

 キューバンは「考えるまでもない。ティミーは最大のサプライズになっている」と切り出し、こう評していた。

「我々はポルジンギスがいい選手なのは分かっていた。でもティミーはキャッチ&シュートで頭角を現している。NBAで最も速いリリースだ。おそらく、NBA全体で見てもトップ3に入るキャッチ&シュートの使い手じゃないかな。トレード後、彼は新たな役割についてあまり自信を持っていないようだったけど、我々はニックスでこなしていたことよりも多くのことをできないかと聞いたんだ。ルカがボールを持っている時、実に見事な働きをしてくれているよ」。

 ドンチッチの華麗なボールさばきから放たれるハーダウェイJr.のキャッチ&シュートの長距離砲は大きな強みの1つとなっており、平均成功数2.1本はリーグ7位タイ、成功率43.2パーセントはリーグ4位という好成績を残している。

 今季はクレイ・トンプソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がケガのため全休しているとはいえ、キューバンが評したリーグで3本の指に入るキャッチ&シューターかと言われれば微妙ながら、マブスにとって貴重な得点源となっていることは事実。

 28歳のハーダウェイJr.が今後もマブスの主力として活躍し、プレーオフ返り咲きに貢献することで、評価はさらに高くなることだろう。