先発ローテへの定着目指す24歳右腕、感染拡大防止の努力を「しっかり心掛ける」 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう今、各地では「STAY HOME」の動きが広がっている。一方で、この厳しい状況の中でも医療従事者をはじめ、社会のインフラを…

先発ローテへの定着目指す24歳右腕、感染拡大防止の努力を「しっかり心掛ける」

 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう今、各地では「STAY HOME」の動きが広がっている。一方で、この厳しい状況の中でも医療従事者をはじめ、社会のインフラを支える人々は、見えない敵が迫る最前線に立ち、私たちの日々の暮らしを支えてくれている。こんな状況だからこそ、身近にいる「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に対し、感謝の気持ちを抱いた瞬間があるのではないだろうか。

「Full-Count」では、野球を好きな人が、感謝の気持ちを発信する特別連載【#今こそひとつに】をスタート。リアルな感謝の声をメッセージ動画とともにお届けする。

 今回は、先発ローテの定着を目指す右腕、横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手だ。

 ◇ ◇ ◇

 昨季は5月に1軍昇格を果たすと好投を続け、自身最多の15試合に登板した平良。左腕の多いDeNA先発陣において、貴重な右腕として期待がかかる24歳だ。

 沖縄・北山高から2013年ドラフト5位で巨人に入団。2016年に1軍デビューを果たすと、そのオフにFA移籍した山口俊(現ブルージェイズ)の人的補償としてDeNAが獲得した。プロ初勝利はDeNA移籍後の2017年5月10日、敵地・中日戦で記録。スリークォーターから繰り出す鋭いスライダーは評価が高く、苦戦する打者は多い。

 開幕1軍、そして先発ローテへの定着を目指す平良が今、感謝の気持ちを伝えたいのが「医療従事者の皆様」だという。

医療従事者が職務を全うする姿に「本当に心を打たれます」

 2月からテレビやインターネットのニュースでは、新型コロナウイルスの感染拡大について報じない日はない。その中で必ず触れられるのが、医療現場で働く医師、看護師、検査技師などの医療従事者の懸命な働きだ。

 感染リスクが背負いながらも職務を全うする姿に「本当に心を打たれます」という平良にとって、医療現場で活躍する人々はまさにヒーローだ。

 大変な状況の中で人の命と健康を守るために戦う医療従事者のためにも、「僕たちにできる手洗いうがい、不要不急の外出を避けることなどを、しっかり心掛けていきたいと思います」と誓う。

 1日も早く日常生活を取り戻し、球場での真剣勝負で人々を喜ばせるためにも、今はみんなで力を合わせ、この事態を乗り切ることが大切だ。

 平良投手からの「ありがとうございます」のメッセージ、医療従事者の皆さんに届けます。

○Full-Countでは、特別連載【#今こそひとつに】をスタートさせました。新型コロナウイルスの感染拡大で社会状況が厳しい中、誰もが「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に感謝の気持ちを抱いた瞬間があると思います。医療従事者や社会インフラの維持に尽力する人たちにその思いを届けたい――。人と人との“距離”が遠い今だからこそ、みんなの心をひとつにしたい――。頑張る人たちにエールと感謝の気持ちを届けるため、様々な「声」を発信しています。また、18日に開設した新サイト「HEARTS AS ONE 今こそひとつになろう」では、野球界以外からも寄せられている著名人らのメッセージ動画も多数公開しています。(佐藤直子 / Naoko Sato)