34年前の「5・20」に再脚光、リング上で挑発しながらパンチをかわす姿に「狂気だ」 ボクシングの元世界3団体ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)が19歳で見せた34年前の戦いぶりが再脚光を浴びている。リング上で相手を挑発しながらパンチをかわ…

34年前の「5・20」に再脚光、リング上で挑発しながらパンチをかわす姿に「狂気だ」

 ボクシングの元世界3団体ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)が19歳で見せた34年前の戦いぶりが再脚光を浴びている。リング上で相手を挑発しながらパンチをかわす動画を米スポーツ専門局「ESPNリングサイド」がインスタグラムに公開すると、ファンから「テレビゲームみたいな動き」と反響が集まっている。

 19歳のタイソンがリングで余裕たっぷりの動きを見せた。ロープ際のクリンチから体を離すと、相手のパンチが飛んでくる。しかし、タイソンはニヤニヤと笑いながらかわし続けた。両拳をくるくると回して挑発。ジャブを打ち返すと、相手も必死になって連打するが、タイソンは筋肉の塊のような鋼の肉体を素早く動かして回避してみせた。

 1986年5月20日のミッチ・グリーン戦。タイソンが3-0の10回判定勝ちを収めた試合だった。ESPNリングサイドは文面に「1986年の今日、マイク・タイソンはミッチ・グリーン相手に勝利したこの試合を楽しんだ」と投稿。するとファンからは「狂気だ」「テレビゲームみたいな動きだな」「この後、2人は路上で喧嘩して、グリーンは顔を5針縫ったんだよな」「タイソンのパンチは一流」と称賛の声などが相次いでいる。

 強打を武器にKOの山を築いたハードパンチャーとして知られているが、ディフェンスのスキルも超一流だった。(THE ANSWER編集部)