「楽天ジャパンオープン」(ATP500/本戦10月3~9日/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/賞金総額136万8605ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、第6シードのニック・キリオス(オーストラリア)が第…

 「楽天ジャパンオープン」(ATP500/本戦10月3~9日/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/賞金総額136万8605ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、第6シードのニック・キリオス(オーストラリア)が第5シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を4-6 6-3 7-5で下して大会初優勝を果たした。試合時間は2時間。

 ゴファンとキリオスは今回が初対戦だった。

 これまで両者ともにツアーで2勝を挙げていたが、ATP500の大会での初タイトルがかかっていた。

 21歳のキリオスは、初出場だった昨年は準々決勝でブノワ・ペール(フランス)に6-3 4-6 1-6で敗れていた。今大会では1回戦で予選勝者のライアン・ハリソン(アメリカ)を7-5 6-2で退け、2回戦はラデク・ステパネク(チェコ)が腰のケガで棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準々決勝でジル・ミュラー(ルクセンブルク)を6-4 6-2で、準決勝では第2シードのガエル・モンフィス(フランス)を6-4 6-4で破って今季3度目の決勝進出を決めていた。

 今シーズンのキリオスは2月にマルセイユ(ATP250/室内ハードコート)でATPツアー初優勝を果たすと、8月にはアトランタ(ATP250/ハードコート)で2勝目。世界ランク自己最高の15位で今大会を迎えていた。

 キリオスの日本での優勝は、2012年の世界スーパージュニア(ITF Grade A/大阪・靭テニスセンター/ハードコート)以来となる。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)