10月にマルタ共和国のロイヤル・マルタ・ヨットクラブで予定されていた「第1回オフショア世界選手権」の中止が発表されました。初の試みとなるオフショア世界選手権は、男女2人乗り/ワンデザイン艇(L30)を使用して20カ国が出場する外洋レース…

 10月にマルタ共和国のロイヤル・マルタ・ヨットクラブで予定されていた「第1回オフショア世界選手権」の中止が発表されました。初の試みとなるオフショア世界選手権は、男女2人乗り/ワンデザイン艇(L30)を使用して20カ国が出場する外洋レースで、2024年パリ五輪へつながるイベントとして注目されていました。(BHM編集部)

10月に予定されていたオフショア世界選手権が中止に。写真は2019年マルタ島ミドルシーレースのスタートの様子

 大会を主催するワールドセーリングの発表によると欧州の新型コロナウイルスの感染拡大により、ワンデザイン艇(L30)の生産が遅れていること、参加国での予選がおこなえないこと等が中止の理由としてあげられ、同組織は2021年大会の実施(ミドルシーレースとの併催)を検討しています。