CSファーストステージが終わり、文字通りシーズンのクライマックスを迎えているプロ野球。セ・リーグは広島-DeNAが12日からのファイナルステージに駒を進め、日本シリーズ進出をかけて激突する。■月間MVPは岩貞とロペスが獲得、その他に活躍した…

CSファーストステージが終わり、文字通りシーズンのクライマックスを迎えているプロ野球。セ・リーグは広島-DeNAが12日からのファイナルステージに駒を進め、日本シリーズ進出をかけて激突する。

■月間MVPは岩貞とロペスが獲得、その他に活躍した選手は?

 CSファーストステージが終わり、文字通りシーズンのクライマックスを迎えているプロ野球。セ・リーグは広島-DeNAが12日からのファイナルステージに駒を進め、日本シリーズ進出をかけて激突する。

 各チームがCS進出や個人タイトル獲得などに向けてしのぎを削った9月の月間MVPは、投手が岩貞祐太投手(阪神)、野手ではホセ・ロペス内野手(DeNA)が受賞。2人を含め、各ポジションで貢献した選手は誰だったのか。フルカウント編集部ではペナントレースの9・10月のベストナインを独断で選出した。

【投手】
◯岩貞祐太(阪神)
5試合登板、5勝0敗、防御率0.47

 8回3安打1失点で6勝目を挙げた9月4日のDeNA戦(甲子園)から中5日で7回6安打無失点と好投した10月1日の巨人戦(甲子園)まで自身5連勝。勝ち星を自身初の2桁となる10勝目に乗せた。

【捕手】
◯杉山翔大(中日)
打率.286、0本塁打、3打点

 9月24日の阪神戦(ナゴヤドーム)の1試合を除き全てスタメンマスク。9月8日の広島戦(マツダスタジアム)で2安打2打点をマーク。5試合でマルチ安打を記録し、来季のレギュラー定着へ弾みをつけた。

■三遊間は巨人コンビが活躍

【一塁】
◯ロペス(DeNA)
打率.275、12本塁打、26打点

 月間打率16位も、月間本塁打と月間打点は共にリーグトップ。リーグ8位タイの得点圏打率.333と勝負強さも光った。9月18日の広島戦(横浜)から同29日のヤクルトとの最終戦(横浜)まで6戦7本塁打と大暴れした。

【二塁】
該当者なし

【三塁】
◯村田修一(巨人)
打率.319、7本塁打、23打点

 月間打率6位、月間本塁打2位タイ、月間打点2位。月間29安打はリーグトップタイ。9月23日のDeNA戦(東京ドーム)から3試合連続本塁打をマーク。9月27日の中日戦(東京ドーム)では延長10回に24号サヨナラ満塁弾を放った。翌28日の同カードでは6打数4安打の大暴れも。1試合3打点以上を4試合で記録した。

【遊撃】
◯坂本勇人(巨人)
打率.348、4本塁打、11打点

 月間打率4位、月間本塁打7位タイ、月間打点9位タイ。9月4日の中日戦(東京ドーム)から4試合3本塁打の固め打ち。8日の阪神戦(甲子園)から7試合連続安打を記録し、3度の猛打賞をマークした。セ・リーグ遊撃手では初の首位打者獲得となった。

■筒香はリーグ終盤の勝負どころで大暴れ

【外野】
◯筒香嘉智(DeNA)
打率.357、7本塁打、22打点

 月間打率1位、月間本塁打2位タイ、月間打点3位。9月23日の巨人戦(東京ドーム)から3試合連続、3戦4本塁打の大暴れ。自身初の40発超えとなる44本塁打、110打点で打撃2冠王に輝いた。

◯鈴木誠也(広島)
打率.356、7本塁打、13打点

 月間打率2位、月間本塁打2位タイ、月間打点5位タイ。月間26安打は3位。9月10日の巨人戦(東京ドーム)まで15試合連続安打をマーク。10日の巨人戦では25号ソロ、26号2ランと1試合2本塁打を放った。

◯桑原将志(DeNA)
打率.349、2本塁打、5打点

 今季は「1番・中堅」に定着し、9月の月間打率3位、月間29安打はリーグトップタイを記録。15日の阪神戦(甲子園)から6試合連続安打をマーク。10度のマルチ安打、3度の猛打賞をマークした。