SNSのライブ配信で当時を回想

 ロシアのフィギュア界は今、15歳の4回転クイーン、アレクサンドラ・トルソワの移籍劇が話題を呼んでいるが、2年前にも同時期にエテリ・トゥトベリーゼ氏の下を離れたスケーターがいた。平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワだ。以来、カナダ・トロントのクリケットクラブでブライアン・オーサー氏に師事することになったメドベージェワがこの度、SNSのライブ配信で移籍の真相を明かしている。ロシア放送局「ロシアトゥデー」が報じている。

 2018年の5月に、幼少期から指導を受けたトゥトベリーゼ氏の下から、クリケットクラブへ移籍したメドベージェワ。今回、フランス人スケーターのフローラン・アモディオとのインスタグラムのライブ配信で当時を回想していた。

 記事によると、メドベージェワはトゥトベリーゼ氏の下を離れたことに後悔はないと話していたという。また一方で、現在の環境についても言及。オーサー氏が「彼女の話に耳を傾けられる人物」だとも説明し、そしてこう続けている。

「私はこの競技の中でたくさんのことをしたわ。そしてたくさん勝利を収めてきた。だからコーチとは友達のような関係性でいたかったの。コーチのブライアンのことを友達と言っていいのか分からないけど、私たちは本当にお互いのことを理解しているわ。私の話を聞いてもらえるし、私も彼の話が聞けるって感じだわ」

移籍後に感じた変化「滑ることが大好きになった」

 メドベージェワ自身もオーサー氏のもとでの成長を確信。テクニックだけではなく、真のパフォーマンスの部分でも考え方が変わったようだ。

「私はジャンプが大好きなスケーターだったけど、ブライアンたちと一緒に練習を始めてから滑ることも大好きになったの。滑ることに私の魂を注入してパフォーマンスをしているわ。それが理由でジャンプに集中することが少し難しくなったと思う」

 インスタライブではこうも話していたという。

 またメドベージェワはトゥトベリーゼ氏との不仲を否定し、移籍を決心したのは自身のレベルアップの為によるものであったと話していたことも記事では伝えられている。

 当時は連日、現地のメディアを騒がせたメドベージェワの移籍。あくまでポジティブなものだったと強調している。(THE ANSWER編集部)