感染拡大が収まらないブラジル、感染者は25万人を超え世界3位に

 ブラジルでは新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進み、感染者は25万人以上に到達。世界3位の数字となった。あまりの緊急事態に、サッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は「このニュースは聞きたくなかった」と悲痛な思いを明かしている。

 2010年に南アフリカワールドカップで日本代表の16強進出に貢献するなど輝かしい実績を残し、昨季限りで現役を引退した闘莉王氏。現在はブラジルに戻り、日本の人たちとのコミュニケーションツールとするためにYouTube公式チャンネル「闘莉王TV」と公式インスタグラムを立ち上げた。

 インスタグラムでは寂しそうに牧場で2頭の愛馬と佇む写真とともに、新型コロナの感染拡大が深刻化するブラジルの現状について、「このニュースは聞きたくなかった。新型コロナウイルスの感染者数でブラジルが世界4位に」と悲痛な思いを綴っている。

 南米で新型コロナの感染が初めて報告されたのが2月26日。サンパウロ空港に帰国したブラジル人男性から初の陽性反応と発表されたが、そこから約3か月で死者は1万6000人以上。闘莉王氏の投稿後、ブラジル政府は最新の感染者を発表。前日比で感染者は1万3140人、死者は674人増加し、感染者は世界3番目となったことが報じられている。

 ブラジルでのコロナ禍は凄まじいスピードで悪化しているようで、「当時は日本の大変なニュースがこちらでも報じられていたけれど、ブラジルの状況があっという間に追い抜いてしまった」と話している。

 ブラジルでは外出自粛令が続く中、日本では緊急事態宣言の解除が段階的に進んでいる。

「地震など色々な自然災害を乗り越えてきた日本なら絶対にコントロールできるはず。日本人ほど規律のある人は世界にいない」とインタビューで語っていた闘莉王氏。「まだまだ厳しい日が続くけれど、皆さん気をつけて!」と改めて呼びかけていた。(THE ANSWER編集部)