大坂なおみ(日本/日清食品)は、世界中で愛されるテニス選手の一人だが、その理由は競技での素晴らしい実績だけではなく、彼女が体現する多民族性にもある。そんな大坂が、抱いている夢の一つを語った。テ…

大坂なおみ(日本/日清食品)は、世界中で愛されるテニス選手の一人だが、その理由は競技での素晴らしい実績だけではなく、彼女が体現する多民族性にもある。そんな大坂が、抱いている夢の一つを語った。テニス関連ニュースサイトTennis Tonicが伝えている。元世界ランキング1位の大坂は、日本人である母とハイチ出身の父によってアメリカで育てられた。

大坂は2018年の「全米オープン」で優勝した後すぐにハイチを訪れており、父の母国との親密さを保っている。取材の中で、10億ドル(約1千億円)あったら何がしたいかと聞かれた時、大坂は迷わず次のように答えた。

「10億ドルあったら最初にしたいのは、父がハイチに学校を建てるのを手伝うことでしょうね。父はすっかりそれに打ち込んでいて、テニスコートなんかも作っているの。だから、子どもたちがテニスをしている写真がたくさん見られたら、かわいいだろうなって思うのよ」

※為替レートは2020年5月18日時点

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「東レ・パンパシフィックオープン」での大坂なおみ(右)と父(左)

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)