17日に64歳誕生日、元5階級王者レナードの現在の姿に仰天 ボクシングの伝説的名王者シュガーレイ・レナード(米国)が17日に64歳の誕生日を迎えた。海外の放送局ではキレッキレのサンドバッグ打ちを動画付きで公開。「この男の動きは、未だ20代前…

17日に64歳誕生日、元5階級王者レナードの現在の姿に仰天

 ボクシングの伝説的名王者シュガーレイ・レナード(米国)が17日に64歳の誕生日を迎えた。海外の放送局ではキレッキレのサンドバッグ打ちを動画付きで公開。「この男の動きは、未だ20代前半のようだ」と脚光を浴びせている。

 これが64歳の動きなのか。サンドバッグと対峙した元5階級王者レナード。黒の上下ウェアにキャップ姿という装いも若々しく、体型もキープしているのも驚きだが、凄いのはハンドスピードだ。

 左―右―左―右……フックとアッパーを交え、パンチを叩き込んでいく。そして5秒を過ぎるとさらにペースアップし、上下に打ち分けるような猛ラッシュ。最後には笑顔でドヤ顔だった。

 わずか15秒間の動画だが、とても還暦を過ぎたボクサーの動きとは思えない。英放送局「BTスポーツ」ボクシング版の公式ツイッターでは「伝説の男シュガー・レイ・レナード、64歳の誕生日おめでとう。この男の動きは、未だ20代前半のようだ」と誕生日を祝福しつつ、称賛を送っている。

 この投稿にはファンからも驚きの声が続出。「最も運動能力があり、規律を備え、最大限までコンディションを高めるファイターの1人」「今ならカネロを倒せるか」「サンドバッグを20秒間殴り続けるのを見ると、カムバックできそうだな」「なぜ、こんな状態でいられるのか」などと反響が広がっていた。

 ロベルト・デュラン、マービン・ハグラー、トーマス・ハーンズらと熱戦を繰り広げ、ミドル級の黄金期を盛り上げたレナード。2度の引退表明のあと、1997年に40歳で復帰した際も大きな話題となったが、その絶対的なスピードは今なお輝きを放っている。(THE ANSWER編集部)