ボクシング界のレジェンドであるマイク・タイソンはテニスとも縁が深い。彼の娘は、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)やココ・ガウフ(アメリカ)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)も練習しているパトリ…

ボクシング界のレジェンドであるマイク・タイソンはテニスとも縁が深い。彼の娘は、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)やココ・ガウフ(アメリカ)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)も練習しているパトリック・ムラトグルー・アカデミーでテニスをしている。そんなタイソンとテニスについて、テニス関連ウェブメディアTennis Tonicが報じた。昨年末のオフシーズンに、タイソンはセレナとガウフに少しボクシングを教えた。タイソンはインタビューで、最も好きな女子テニス選手はセレナで、男子ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)がその不屈の精神ゆえに好きだと語った。

「男子ではジョコビッチが今いちばん好きな選手だね。彼が頑張っているのを見るのが本当に好きだ。その理由は、彼が怪我から復活して、ラファエル・ナダル(スペイン)やロジャー・フェデラー(スイス)にも勝ったのは素晴らしいと思うからだ。彼は本当のファイターだよ」とタイソンはコメント。

現在世界ランキング1位のジョコビッチがテニス中断前に最後にプレーしたのは2月29日、「ATP500 ドバイ」決勝でチチパスを6-3、6-4で破って優勝。ジョコビッチのキャリア通算80個目のタイトルだった。今シーズンのジョコビッチは18勝0敗で、国別対抗戦「ATPカップ」で祖国セルビアを初代チャンピオンの座に導き、個人では「全豪オープン」「ATP500 ドバイ」の2大会で優勝している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2016年「ATP1000インディアンウエルズ」でのジョコビッチ(左)とタイソン(右)

(Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)