新型コロナウイルスのパンデミックのせいで、スポーツ界は静止してしまった。プロアスリートたちは試合もなく、家に閉じ込められ…
新型コロナウイルスのパンデミックのせいで、スポーツ界は静止してしまった。プロアスリートたちは試合もなく、家に閉じ込められている。テニスの世界ランキング2位のラファエル・ナダル(スペイン)は、ロックダウン期間中を家族と価値ある時間を過ごしているようだ。ウェブメディアEssentially Sportsが伝えている。スペインのマヨルカ島に住むナダルは、テニスツアーが中止になってからSNS上で何度も発信している。赤十字への寄付の呼びかけなどパンデミック対策についてだけでなく、料理をしたり、裏庭で妹とミニテニスをしたり、屋内でエクササイズをする姿なども投稿している。
そんなナダルが隔離生活を送っているのは、マヨルカ島東海岸の町ポルト・クリストにある海に面した美しい家だ。報道によれば、この豪邸は1000平米以上。ビーチから数メートルしか離れておらず、直接海に行くことができる。
ナダルはこの邸を2013年に400万ユーロ(約4億6300万円)で購入したらしい。地上2階建てだが地下もあり、ロックダウン中はそこでエクササイズをしているようだ。ここは彼が生まれ、現在も住んでいるマナコルからも車ですぐの場所である。
2001年にプロテニス選手になったナダルは、現在までに1億2千万ドル(約128億円)を超える賞金を獲得。テニス史上最も多くの賞金を獲得している選手たちの1人だ。その上彼はナイキやKia自動車などから多額の契約金を得ている。
そしてナダルはそのお金をぜいたくに使っている。33歳のナダルはスペイン国内に複数の地所を所有。また何千万円もする腕時計や、豪華なヨットも購入している。だが、もちろんそのお金は彼の超人的な努力の結果で得たものだ。ナダルはそのお金をぜいたくにも使うが、様々なチャリティーへの寄付も行っている。
※為替レートは2020年5月11日時点
(テニスデイリー編集部)
※写真は2019年マヨルカ島でのナダル
(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)