数多くのアスリートへの帯同実績を持ち、現在は、フリーランスのトレーナーとして活動する西川塁さんに、短時間でも身体の変化を感じていただけるトレーニングを教えていただきました。今回は、座っている時間が長い方におすすめ、腰痛改善、股関節まわり詰まり感解消に効果的なストレッチをご紹介します。

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■股関節ストレッチ

①肩幅よりも少し広めの位置に膝をつき、足首はさらに外側へ。肘も床につける。


②息を吐きながら、膝の間にお尻を引き落とす。これ以上、下げられない位置までお尻引いたら、息を吸う。息を吐きながら、元の位置(四つん這い)に戻る。

息を吐きながら伸びを感じ、息を吸いながら元の位置に戻す。10回を目安に行ないましょう。



ポイント:股関節の内側がしっかりと伸びるのを感じましょう!

注意:息を吸う時にお尻が浮かないようにしましょう。

■お尻のストレッチ

①手は肩幅、膝は腰幅の位置で四つん這いになる


②右膝を軸に、左脚をクロスさせてお尻外側の伸びを感じましょう。



③クロスさせた左のつま先と右膝でバランスを取りながら、お尻を中心として円を描くように回しましょう。左まわし・右まわし、各5回を目安に行ないましょう。

④反対側も同様に。

ポイント:
・背中は真っすぐの状態をキープしましょう。腰が反ったり、お腹が落ちたりしないように、しっかりと支えましょう。
・呼吸は止めないようにしましょう。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

西川塁(にしかわ・るい)

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者
保健医療科学修士

専門学校卒業後、当時は認知度の低かったマイクロジムにて多くのアスリートや慢性痛に悩むクライアントのパーソナルトレーニング指導を経験。その後母校である専門学校にて講師業を努めながら後身指導にも従事し、野球独立リーグ球団、実業団女子ソフトボールチームでのトレーナー活動を経て、独立。
現在はフリーランスとして、陸上やソフトボール のトップアスリートに携わりながら、関わる人全てに「健康という人生の土台=BASE」作りをサポートする活動をしている。
専門領域はや慢性痛に悩むクライアントの運動療法やスポーツパフォーマンス向上のトレーニング指導など。

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