元世界ランキング10位のルカ・プイユ(フランス)は、新型コロナウイルスのパンデミックのためテニスが中止になっている時間を無駄にするまいと、手を触れずに使用できる消毒薬のディスペンサーのビジネス…

元世界ランキング10位のルカ・プイユ(フランス)は、新型コロナウイルスのパンデミックのためテニスが中止になっている時間を無駄にするまいと、手を触れずに使用できる消毒薬のディスペンサーのビジネスに友人と共に乗り出した。テニス関連ウェブメディアTennis World USAが伝えている。すでに1000台以上が製造されて届けられ、売り上げの一部は医療のための基金に寄付されるそうだ。

「今はいろいろ学んでいる最中だけど、すごく面白いよ。この危機的状況の中から新しいチャンスを見つけたいんだ。衛生に関するルールは今後大きく変わり、それがずっと続く。すべての会社や店、レストランは(従業員や客のために)消毒薬を用意しなければならなくなるだろう」とプイユは語った。

現在、プロテニスツアーは7月13日まで中断となっている。だがプイユは、2020年中のツアー再開について楽観視はしていない。今シーズンがどうなるかについては、6月末には結論がでるのではないか、というのがプイユの見方だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全米オープン」でのプイユ

(Photo by TPN/Getty Images)