「楽天ジャパンオープン」(ATP500/本戦10月3~9日/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/賞金総額136万8605ドル/ハードコート)のシングルス準決勝で、第6シードのニック・キリオス(オーストラリア)が…

 「楽天ジャパンオープン」(ATP500/本戦10月3~9日/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/賞金総額136万8605ドル/ハードコート)のシングルス準決勝で、第6シードのニック・キリオス(オーストラリア)が第2シードのガエル・モンフィス(フランス)を6-4 6-4で倒して決勝進出を果たした。試合時間は1時間30分。

 モンフィスとキリオスは2014年2月にデビスカップ・ワールドグループ1回戦(フランス・ラ ロッシュ シュル ヨン/室内クレーコート)のデッドラバーで初対戦しており、モンフィスが7-6(5) 6-4で勝っていた。

 初出場だった昨年は準々決勝でブノワ・ペール(フランス)に6-3 4-6 1-6で敗れていた21歳のキリオス。今大会では1回戦で予選勝者のライアン・ハリソン(アメリカ)を7-5 6-2で退け、2回戦はラデク・ステパネク(チェコ)が腰のケガで棄権したため不戦勝で、準々決勝ではジル・ミュラー(ルクセンブルク)を6-4 6-2で破って勝ち上がっていた。

 今シーズンのキリオスは、2月にマルセイユ(ATP250/室内ハードコート)でATPツアー初優勝を果たすと、8月にはアトランタ(ATP250/ハードコート)で2勝目。世界ランク自己最高の15位で今大会を迎えている。

 キリオスは今季3度目のタイトル獲得をかけた決勝で、第5シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。ゴファンは準決勝で、第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を7-5 6-4で下しての勝ち上がり。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)