新型コロナウイルスのパンデミックのため、プロテニスツアーは3月から中断したままだ。世界中のテニスファンたちは、ロックダウンで外出もできず、テレビでテニスの試合を見ることさえできない。だがその我…

新型コロナウイルスのパンデミックのため、プロテニスツアーは3月から中断したままだ。世界中のテニスファンたちは、ロックダウンで外出もできず、テレビでテニスの試合を見ることさえできない。だがその我慢にも、終わりが見えてきたかもしれない。他ならぬ武漢から、テニスファンへの朗報をウェブメディアEssentially Sportsが伝えた。「武漢オープン」のTwitterが、閉鎖されていたテニスセンターが5月1日に再びオープンしたことを告知したのだ。武漢が最初に新型コロナウイルスの発生を報じられた都市だけに、このニュースは多くの人々に驚きをもって迎えられた。だが現地では元の普通の暮らしが戻ってきているかに見える。それは間違いなく、良い知らせだ。

これは、すべての国々に、我々もまたウイルスに打ち勝つことができるという希望を与える。そしてすべての国々が打ち勝てば、テニスファンが待ち焦がれているツアーの再開も叶うだろう。

テニスファンが最後に国際的なテニスの大会を見たのは、3月の初めのことだ。そして今のところ、公式大会は7月まで中止となっている。伝統ある「ウィンブルドン」ですら、第二次世界大戦時以来の中止となってしまった。

何とかパンデミックを終息させなければ、今年はもうテニスを見ることができないかもしれない。早く世界中が武漢に続いて、元の暮らしを取り戻せることを願おう。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「武漢オープン」会場

(Photo by Zhe Ji/Getty Images)